H17年1月例会池島遊水池「冬の水鳥 カモの観察会!」
                    カワセミ楽会との合同行事
1、開催日::平成17年1月23日(日)10:00〜15:00              
       ・天気 : 曇り寒し、
 観察場所 : 池島遊水池一帯
2、担当  :カワセミ楽会(中村さん他6名)
3、
参加  ; 29名 (一般参加 大人:7名、子供:1名、幼児:3名、スタッフ:11名+カワセミ楽会7名)
4、
行事  ;
    ・東花園駅前に集合し、傍島代表よりスタッフ紹介後「生きもの観察だけでなく、環境問題を
     基礎としての活動が大切で、意義のある合同観察会にしたい」との挨拶があった。
     その後 恩智川に沿って鳥や川辺の植物を観察しながら池島遊水池の観測地まで
     ゆっくり歩いた。
    ・途中「ポケットパーク」で、カワセミ楽会の中村さんから、楽会の6名のスタッフ紹介を受け
     その場で双眼鏡の扱い方の説明も受けた。
    ・昼一番カワセミ楽会の
スタッフから
「水鳥の説明」と 中村さんから「池島遊水池」開発
     意図、自然(鳥や植物)と人間の関わりについて説明を受けた。
    ・午後は水鳥や、畑田の鳥の観察を行い 現地解散をした。
    ・今日見られた野鳥は約25種であった (別途詳細を「カワセミ楽会」からいただく)
5、行事結果、反省事項等
    ・前回の池島遊水池(’04年8月例会「つばめ観察会」での観察会と同じく、今回も
     一般参加者が10名にも未たなくスタッフのための水鳥勉強会のようになった。
    
・カワセミ楽会のスタッフから池島遊水池の開発の意図の説明を受け、失われていく
     自然環境をいかに守るか、その面で理解の薄い行政に動いてもらう難しさを話され
     理解できた。
     一方 恩智川とその近辺遊水池の周り含む)に捨てられたゴミは相当なもので行政対応
     以前の人間の最低限守らねばならないマナー欠如でもある。
    ・恩智川近辺の、池島地区の畑田の中には絶対数が減ってきている「ケリ」が生息しており、
     その卵を見つけた農家の方が 卵の場所を外して耕作しておられるとの話もされた。
     このような共生関係が出来ているのは嬉しいことである。
    ・この地が「タシギ」の冬の飛来地として日本有数(ある年の全国一斉調査では
6割もいた)
     であり、 「ユリカモメ」が大阪湾(推測)をねぐらにしていながら、毎日恩智川の干潟に
     朝出勤し、夕方帰宅されるサラリーマン?だとのこと 地元でありながら知らぬことが
     多かった。

    ・昼食後、枚岡ネイチャークラブ名物の「ぜんざい」が出て寒い中でホット一息つけた。



H17年3月例会「春の食草採集」

1、開催日::平成17年3月27日(日)10:00〜14:00              
       ・天気 : 晴れ・暑くも寒くも無い良い季節、
 観察場所 : 石切・日下地区
2、担当  :飛田、三木
3、
参加  ; 69名 (一般参加 大人:41名、子供:8名、幼児:5名、(スタッフ:13名+インスト生:2名)
4、行事  ;・石切駅北側改札に集合して本日の担当飛田氏から観察会の概要・注意事項等説明あり。
    ・駅の山手地域にある 日下地区の数箇所の池周辺、池跡を回って今日のテーマの食物になる
     植物観察と採集を行う
    ・日下地区は縄文時代の河内潟(大阪湾)東端の湿地帯で、今も海岸性植物(ヒトモトススキ、アシ等)
     の生き残り植物があるとの説明を受ける
    ・春休みの関係もあり親子連れ参加者も多く、予想していた参加人数を上回った。
    ・今回 友の会に加入いただいた会員さんには 春の自然図鑑(虫、小さな生き物・鳥・花を収録)
     をお渡し喜ばれた。
5、行事結果、反省事項
    ・ここ2〜3日天候も良く、先週の下見で見つけていた土筆も胞子を飛ばすほど成長していたし、
     摘み取られたりしていたが 草花もこの時期の1週間は成長が非常に早いのを実感した。
    ・今日の担当 飛田、三木両氏が先日、再確認に来て現状を把握していたのは非常に良かった。
    ・今回の観察場所は自然のままのところが多く、野生の植物が非常に多く残っており、枚岡NCの
     第2ホームグラウンドとしたい場所である

    ・参加者のなかにはゼンマイ(今日見たのはシダの仲間であったが、これもゼンマイと同じく食草)
     少し芽を
だしているのを見られ「懐かしいな・・・」と言われているのを聞き、生駒山麓の東大阪に
     住んでいるのに
、このような近場自然も知られていないものだなと感じた。
                                
H17年4月例会見つけた「タンポポの秘密」

1、開催日::平成17年4月24日(日)10:00〜14:00             
       ・天気 : 晴れ・快晴、
 観察場所 : 瓢箪山駅から生駒山麓を枚岡梅林まで
2、担当  :飛田、米道
3、
参加  ; 43名 (一般参加 大人:21名、子供:5名、幼児:6名、(スタッフ:11名)
4、行事 
    ・瓢箪山駅南側噴水広場に集合し、約2kmの区間を、
       A班(山麓コース)・・・・・子供含め25名、 
       B班(町中コース)・・・・・幼児含め18名   の2班に別れ観察することになった
    ・タンポポの説明や、タンポポと云えど むやみに採らないように等の注意を受けたあと
     10時10分前記2班に分かれ出発
    ・町の駐車場や空き地、池端、野道、山道 での観察を行いながら 目に付いたタンポポの
     特徴を判断し又種になっているは、「タンポポのたね」見本と比較し種類を特定していった
    ・A、B両班は枚岡梅林入口で 11時30分 上手く合流できた
    ・昼食後、梅林東家前でのセイヨウとカンサイの比率調査、花びら枚数の調査、両種の種を
     拡大鏡で
確認する 等を行った
    ・最後にタンポポの語源や、参加者のタンポポ及びギシギシ料理等の話も飛び出し終了した。
5、行事結果、反省事項
    ・天候に恵まれ 快適な気候の中 誰もケガも無く楽しく終了できた。
    ・昔昔の子供さん(中年から老人)の参加も多かったが、身の回りにあって日常なんとも思って
     なかった、「タンポポ」調査・観察を行って 改めて蒲公英(たんぽぽ)の秘密に近づけたと
     
感じられていたみたいだ。
    ・町中では、舗装化と共に、裸地でも住民の綺麗好き(?)からか除草剤使用や草刈りでタンポポが
     殆ど見られなくなっていた。草刈りの(対象として)雑草とは何か?を考えさせられた。
    ・A班(山麓コース)での観察では、
       @町中は、ほぼ100%が「セイヨウ」 
       A人家密集地を抜け出て山麓道までは大体75〜80%が「セイヨウ」(中に数株シロバナがあり)
       B山麓道は5〜10%が「セイヨウ」残りが「カンサイ」であった
       C枚岡梅林では10〜15%が「セイヨウ」であった。
     これらの中にはカンサイと分類したものの、花の大きさや、総苞外片形状からみて雑種と見られる
     ものも多くあった

    ・参加者に配られた「タンポポのたね」見本は見やすく判りやすく、栞にも使えて便利なものであった
    ・花びら調査では「カンサイ」は50〜80枚、「セイヨウ」では110〜220枚 多いのでは250を越え
     個体差が多きかった。(調査者 33名)  
 
    ・両種の種の落下速度 飛翔距離を調べようとしたが、風の環境が整わず測定出来なかった。
    ・参加者の方からの タンポポのキムチやおひたし料理、ギシギシの鉄板焼き等おいしい話を聞け
     たのも良かった。
6、その他
    ・保全協会の「たんぽぽ調査」に対しては 前日下調べでの採集結果を持って提出する、
     今回は参加者にも、この趣旨説明がされたが提出の要否は参加者の自主判断に任せることにした
    ・今回から「友の会」及び「スタッフ」にホルダー入り名札を渡し、出席されたら参加印を押すことにし、
     「友の会」の方には5回参加(「とっとこ歩き」を含み、連続でなくても可)で1回参加費を無料とする
     ことになった。
                           

H17年5月例会「この樹何の樹、気になる樹」

1、開催日::平成17年5月22日(日)10:00〜15:00             
       ・天気 : 午前中小雨パラパラ午後曇り 、
 観察場所 : 神津嶽ハイキングコース
2、担当  :飛田、三木 
3、
参加  ; 27名 【一般参加 大人:14名、子供:2名、(スタッフ:11名)】
4、行事  ;
    ・「この樹何の樹気になる樹」の歌を合唱するところから始まる、一風変わった観察会がスタート。
    ・枚岡梅林⇒神社⇒(中の谷)⇒枚岡展望台下⇒豊浦橋⇒芭蕉句碑の休憩所と観察を続ける。
    ・本日の狙いは 樹を中心として 5感と第6感を働かすことである。
     @<聴覚>
         山中で1分間目を閉じ聴いた音:
            コゲラのドラミング(樹を突付音)、シジュウカラ、ウグイス、犬の鳴き声、電車、車の音
         聴診器を樹木にあていた音:
            ソメイヨシノ、アキニレ、クスノキ等の養水の流れる(ゴーとかゴロンゴロンという)音、
            樹により音色や音の強さは異なった、枝別れしている所の音は特に強かった。
     A<触覚>
         エノキとムクのザラザラ感 またシロダモでのビロードの感触
     B<味覚>
         モチツツジの蜜の味、
          (ムク、エノキ、スタジイ、ヤマモモ、ヤマボウシ、アケビ等・・・実の食べれるを想う) 
     C<嗅覚>
      クスノキ、ニッキ、卯の花 のにおい、  
     D<視覚>
       *樹皮に特徴
:イヌシデのシマウマ模様、シャシャンボの粗目、ナナミノキの木肌の
                 灰白色でつるつる感、
アキニレのサメ肌・鱗片状の樹皮、

       樹形、葉に特徴:ケヤキの箒状枝、イスノキやエノキの虫こぶハナイカダの可愛さ
      
鳥の観察  コゲラのドラミンゴ(下の写真
     E<第6感>
       *
樹木の比重の順番 及び樹の年を推測し、後 年輪のカウントをする
         ナラカシワ(比重約1.0)、ソメイヨシノ(約0.67)、ヒノキ(約0.56)
        
スギ(約0.45)・・・他・ ⇒順番に水に浮かべる
         <関連:我がスタッフM女氏が風呂で計測した自分の比重 0.975>
    ・樹の年輪と比重の関係、導管の仕組みと樹の強さ等の説明があり、又築材としての樹の
     強度の
保ち方や昔の建築材の年輪別年代測定法についての説明等 樹の多くのことを学んだ。
5、行事結果、反省事項
    ・例年なら今の時期はもっと樹木の花が多いのに、今日のコースで目立ったのはウツギの
     白ぐらいであった。
    ・今日は全員が参加し、クイズに挑戦、樹木の重さを推測、聴診器で樹木を直に触れる等 
     自然とのふれあいが出来た。

    ・全員が黙想している時 僅か3m先のイヌシデの樹にコゲラがドラミングしており 全員がその音を
     聞き、目を開けてその姿を確かめることも出来たのは幸いであった。
    
樹の中の虫を探して突付いていたのであろうか。
    (翌日見に行くと見事に中をくりぬかれ、その箇所から折れて樹下に転がっていた・・・下の写真
     参照。   樹の太さは直径5cmで、コゲラが開けた側面直径3cmであった)


H17年6月例会”キノコ”ってなあに!!

1、開催日::平成17年6月19日(日)10:00〜14:30             
       ・天気 : 晴れ 、
 観察場所 : 神津嶽ハイキングコース⇒桜広場
2、担当  :傍島、大澤 
3、
参加  ; 48名 【一般参加 大人:29名、子供:5名、(スタッフ:14名)】
4、行事  ;
    ・枚岡神社
鳥居⇒(中の谷)⇒椋ヶ根橋<昼食>⇒(豊浦川沿い)⇒豊浦橋⇒桜広場<解散>
    ・空梅雨の影響でキノコの出が少ないと心配しながら出発。
    ・大型、中型のキノコらしいキノコには出あわなかったが、少ない時は少ないなりに樹に取り付いた
     サルノコシカケ類やキクラゲを観察できた。
    ・神社を出てすぐのシイノキに、大きなキノコ(ヒラフスベ・写真参照・)が目の高さにあり皆仰天する。
    ・観察できたキノコの種類  25種
      :サルノコカケ科 ・ヒラフスベ、カイガラタケ、チャカイガラタケ、カワラタケ、ウチワタケ、
                  ウスバシハイタケ、コフキサルノコシカケ
      : ヒトヨタケ科 ・ヒトヨタケ、ヒメヒトヨタケ、ムジナタケ、ムササビダケ、キララタケ、
      :キシメジ科 ・ヒメホウライタケ、ダイダイガサ、
      :オキナタケ科 ・フミズキタケ、トキイロオキナタケ :イグチ科   ・??イグチ 
      :ズキンタケ科 ・ゴムタケ                :ノボリリュウタケ科 ・ナガエノチャワンタケ、
       :クロチャワンタケ科 ・オオゴムダケ         :キクラゲ科 ・キクラゲ 
      :スチルベラ科 ・クモタケ
      :変形菌類 ・マメホコリ、ススホコリ、アカカミノケホコリ
    ・桜広場において 市販のキノコ ・シメジ、マシュマロ、エリンギ を例に傘と柄の付き方の説明有り。
    ・最後に 「最近、枚岡周辺のキノコや、植物類が以前に比べだんだん少なくなってきているそれらは
     自然を(われわれが、やみくもな木々の伐採、山奥までの開発、過舗装化等で)壊しており、
     それらに伴う 広く考えれば、地球温暖化の影響が考えられる、各自がそのことを真剣に考える
     一つの場として枚岡ネイチャークラブのこのような活動に参加いただければありがたいです」
     と締めくくられた
5、行事結果、反省事項
    ・昨年は前日雨が降り キノコの種類も多かったが 今年は余り期待できず、参加者が大勢の目で
     ゆっくり探しまわり 年中あるようなサルノコシカケ類を中心にした小型キノコの観察会となった。
    ・キノコについて キノコの中でも樹のセルロースを分解するもの、リグニンを分解するものがある。 
     又、変形菌類(粘菌)はそのものが定位置におるのではなく 移動するものだとの説明があり初めて
     聞く方も多く、感心されていた。
    ・キノコの同定の時「名前を教えてもらうだけでは、それで全てがわかったような気になり 記憶に余り
     残らないが、その前に形状や におい、どんな樹や場所に、どんな時期に等を頭にいれ数種類の辞典
     で調べると良く覚えられる」と解説があった。
    ・参加者の中から「キノコの世界の、ほんの入り口に入ったところでしょうが、この辺が一番面白いの
     かもしれませんね。堪能しました。」との声が聞かれ 今日の観察会も好評のうちに終わった。
                           
H17年7月例会真夏の感動!セミの羽化 ミドリのセミ見たことある

1、開催日::平成17年7月17日(日)19:00〜21:00             
       ・天気 : 晴れ 、
 観察場所 : 枚岡梅林一
2、担当  :岩久、原田 
3、
参加  ; 85名 【一般参加 大人:45名、子供:24名、幼児:1名 (スタッフ:11名+インスト関係4名)】
4、行事  ;
    ・pm7:00たそがれの中 主催者側の挨拶やスタッフ紹介を終えて、観察時の注意事項説明、次に
     恒例の紙芝居「セミの一生」が始まる。弁士の説明や質問には子供等の反応が良く 雰囲気も
     盛り上がってきて、観察場所「枚岡梅林」に移動する。
    ・「枚岡梅林」では、最初20分ほど観察者各自が樹に取り付いているセミを探す懐中電灯の灯りが
     右往左往していたが あちらこちらで「ここにいるよ」の声が上がる。
    ・今日は、市役所の担当の方と共に 東大阪ケーブルTVが開始前からから終了まで取材撮影を
     されていろんな参加者にインタビューされていた。
    ・pm9時に流れ解散を宣言しても、一部では熱心に観察を続けておられたグループもあった。
5、行事結果、反省事項
    ・参加者は 昨年の約97名
に比べ少し減少したが、小さな昆虫セミの羽化(誕生)を通して参加者
     全員が「感動の共有」(ある参加者の声)を今年も出来た。
    ・今回は先生2人(東大阪市立の中学校)につれられた生徒12名が参加された。このような観察会を
     利用いただけるのは 枚岡ネイチャークラブとしての活動方針と合っており、これからも多いに利用
     していただきたいものだ。
    ・今年のセミ情報によると、セミ発生の当り年らしく参加者が観察されていたセミだけで24匹、今日の
     セミ羽化は この梅林全体(約400本の梅林)では この何倍にもあたるだろう。 
    ・梅の樹は刈り込まれていて余り高くなく、参加者が自分好みの高さでどこでも観察出来ていたのは、
     梅林で観察する利点である。
    ・セミが1本の樹を動き回り 停まって脱皮をはじめてから羽根を広げるまで セミ羽化の全てを観測
     する人や、あっちこっちの羽化状態の良いところを見て回る人 色々であった。 
    ・そんな中で、定点観測を続けて約70分ほど1匹のセミを見続けていた小学生の男の子がおり 
     スタッフの中で その子の名前をつけて「みずきセミ」とした。
     (「みずきセミ」の羽化を 下の写真のアニメーションとした)
    ・東大阪ケーブルTVで放映されるのが楽しみである。
     (放映日:8月1日〜7日、「虹色ネットワーク」の中で15分間の特別番組が組まれました。)
     *当放送の録画ビデオテープ
をご覧になりたい方は 東大阪市役所(9F)広報課又は当HP管理人
       に貸出しを依頼下さい。        

H17年8月例会「森の工作」世界でひとつだけの作品作り

1、開催日::平成17年8月21日(日)10:00〜14:00           【写真は下に掲載】  
       ・天気 : 曇り時々雨 、
 観察場所 : 桜広場下 R308沿い・芭蕉句碑東屋 
2、担当  :中谷、 
3、
参加  ; 30名 【一般参加 大人:13名、子供:7名、(スタッフ:10名)】
4、行事  ;
    ・枚岡公園鳥居下に集合、観察会の概要、スタッフ紹介後、工作場所まで移動。
    ・芭蕉句碑東屋に到着後、工作の見本を各担当SFから紹介。
   ・工作時の全体の注意を説明した後、各自好みの工作開始。
  
   【工作のメニュー
       @セミ太郎    大人気!いろいろな羽のセミが完成。
       A竹のマグカップ 竹をきったものに、取手をつけて自分だけのマグカップに。
       B竹工作     なべしき等 厚紙の上に竹の切ったものを自由に並べてもらう。
       C木工ブローチ  個性あふれるブローチ完成!
       D草鳩、かたつむり ばらんを材料に、鳩、かたつむりを作り、モビール等に。
       Eうぐいす笛   竹をきったものをあわせて音のでる場所をさがして、くっつける。
       F竹をきってみよう 竹を縦横に切り、置物風に、又 笹やトンボを飾る。
   ・午後から、参加者の作品を並べて1点づつ発表会をする。
   ・「うぐいすぶえ」の演奏、単なる笛音から「六甲おろし」の演奏まであり
    「セミ太郎」を子供等が全員回すと 曇天の中、セミの大合奏となった。
   ・先月のセミ例会のアンケートを回収し提出者に粗品進呈した。

5、行事結果、反省事項
   ・音のでる、工作が人気。即興でマラカス作りも。子供の夏休みの自由工作になる
    世界でひとつだけの作品が完成
した
   ・参加者は、雨のため少し少なかったが、その分参加者とスタッフの交流ができた。
     ・ 初め、こわごわ鋸で竹を挽いていたが、慣れるに従い手つきが良くなってきた。慣れがケガを
      呼ぶが(常に見守ってあげている中で遊ぶと)注意深く 嬉々として作業をしていた。
    ・上記のように鋸やカッターを使うのでケガを心配したが問題なく無事終了した、
    今回は参加者がすくなく
スタッフの目配り、気配りが行き届いた点が良かった。
   ・工作を楽しむことが、参加者の自然のものに目を向けるきっかけ作りになれば
     いいが、最後にまとめとして自然保護に対してもう一度、話をしてもよかった。

H17年9月例会「体にいい野草をさがそう」
 
1、開催日 ::平成17年9月11日(日)10:00〜13:00              
           ・天気 : 曇り
 観察場所 : 枚岡梅林⇒山麓⇒枚岡梅林
2、担当リーダー:薮下
参 加  ; 36名 (一般参加 大人:23名、子供:2名、スタッフ:11名)
4、
行事
    ・「体にいい野草をさがす」は、身近な場所、身近な野草から探すのが狙いで 我々の活動拠点の
     枚岡神社を出発点とした近距離圏の探索であった。
    ・鳥居下を出発し、梅林を横切り生駒山に沿って藤や葛の茂る山池から 田んぼの畦道を抜ける 
     1時間30分コースをとった(昨年と同じコース)。
    ・コース途中の薬草とその効用を順次、今回配布したレジメにそって担当(リーダー:藪下)が説明して
     いった。
    ・梅林東屋周囲で昼食を取り、昼食後 事前準備の薬用茶を その効用、作り方の説明も加え参加者と
     ともに味わった。
    ・解散時に「身近な自然から得られる健康を、何時までも続ける
ためには、この良い自然環境を大切に
     したいものです、又安易な適用は避け専門家と相談してください」と締めくくられた。
5、行事結果、反省事項等
    ・
今日の参加者は、枚岡ネイチャークラブの観察会に始めての方が多く、市報等で開催案内を見られた
     健康志向の方が多かった。
    ・今回担当リーダーの説明にも熱心に聴かれ、その場でそれぞれの薬草を利用した自分の体験談や
     効能を皆さんに披露していただけ 非常に良い観察会となった。
    ・探索行程が細い山道が中心であったので、列が長くなり全員に講師説明が行き届かない点があったが、
     参加者同士の薬草を話題とした交流が広がってとても和やかな例会でもあった。
    ・次回からの例会にも是非参加したいとおっしゃっていた方が多くおられたのはありがたかった。
    ・今月も、枚岡ケーブルTVの撮影があり、今月15日12:00からの「虹色ネットワーク」で放映される。

    



H17年10月例会「きいてみよう!!虫の音コーラス」
 
、開催日  ::平成17年10月22日(土)18:00〜20:00              
          ・天気 : 曇り
後晴れ 寒し  ・観察場所 :枚岡神社⇒枚岡展望台下⇒中の谷枚岡神社
2、担当リーダー :木村、岡田
参加    ; 20名 (一般参加 大人:3名、子供:1名、スタッフ:16名) <注> 
行事  ;
    ・集合時18:00 この時間もう暗く 気温は16℃と寒くなっている、参加者全員で本日のレジメにある
     「鳴く虫クイズ」で頭ならしをして事前知識を蓄える。
    ・枚岡梅林から虫の音を求めて歩きだす。 所々で虫の声を聞くためとまる。
     枚岡展望台の手前で椋ヶ根橋方面に中の谷の階段道を降りる。
    ・今回担当リーダーから
     「虫の名前を最初から覚えようとせず、このような場で聞いた鳴き声が、家の周りや野原のどこで
     鳴いているか聞き当て そこから1つずつ名前を覚えるようにすべきだ」と指摘があった。
    ・集合場所(枚岡神社鳥居下)と同じところに戻り解散する。
5、行事結果、反省事項等
    ・虫の音を聞いたのはエンマコオロギ、ミツカドコオロギ、ハラオカメコオロギの3種のみ(?)。
     この寒さと、時期が少し遅すぎたので虫も出てこなくなったのであろう。
    ・虫の豆知識として担当リーダーから 
      たいがいのバッタ、コオロギ、キリギリスは鳴く(音を出す)がオンブバッタのみは音を出さない。
      又 コオロギとキリギリスは 羽根の重なり具合が違っており、コオロギは右羽根が上にあり
      キリギリスは左羽根が上にある 等 披露された。   

    ・今回は一般参加者が4名と過去最低の記録を作った、これも、朝に雨が強くふりその後は上がったが
     出るころには寒くなってきた上 天気予報では、また夜に雨との報道があり、かつ プロ野球の日本
     シリーズが始まり出足をそいだのだろう。
     (スタッフの中にも、日本シリーズを観たかったなあ!と言う不埒な者がいたのではしょうがないか・・)
    ・今月も、枚岡ケーブルTVの撮影があり、今月24日12:00からの「虹色ネットワーク」で放映される。
                        

       

H17年12月例会わらで作るお正月飾り
 
、開催日  ::平成17年12月18日(土)10:00〜12:00              
          ・天気 : 
晴れ 寒し(最高気温6度)  ・行事場所 :枚岡梅林 東屋
2、担当リーダー :紀古
参加    ; 29名 (一般参加 大人:9名、子供:8名、スタッフ:12名) <注> 
行事  ;
    (1)今日は、この冬一番の冷え込み、枚岡神社前の階段で氷が張っているところも・・・
   
    子供達は雪合戦も。 しかし、幸い天気は晴れで 熱心な参加者があり、ワイワイがやがやと
        楽しくお正月飾りを作った。
    (2)まず、’ナワない’をマスターしようとのことで、ワラ加工の仕方を説明。 
        
       @ワラすぐりで枯葉やカスを取り除く
                      <穂先をにぎって、素手で指を広げて根元に向かって指を通す>
     
  Aワラ打ちをしてやわらかくする 
                      <木槌でたたき柔らかくして加工しやすくする>
     
  B水をつけ加工            
                      <しめ縄、ワラの節で飾り物等>
     
  C飾りつけ(御幣の作成、うらじろ、ゆづり葉)    
                      <お正月飾りの由来説明>
   
(3)昼食後、玄関に飾る本格的な注連縄や、木の枝で作るリース、飾り物等
       それぞれ各人が楽しく正月飾り作りに励んだ。
     (4)最後に、担当リーダー、スタッフが作成した注連縄等をじゃんけんで参加者に配り、
       それに参加者が自分で作成した作品を持ち解散した (これで、お正月飾りの準備は万端!)
5、行事結果、反省事項等
     ・参加者は年配の方から子供までおられたが、友の会メンバーの2家族が中心でそこには,
       その中のお一人が所属されているガールスカウトの一行も加わり、他の参加者共々
       全員で和気あいあいと楽しまれていた。
     
・やはり、年配の方はすぐコツをつかみ2,3本仕上げるころにはプロ(売れる!)のような
       作品が多数できた。
     ・去年に引き続いてのお正月飾りの行事だったが、今回が初めての人や 練習するため
       ワラを持ち帰るというほどの熱をいれられた方等にも 好評であった。


H18年1月例会新春恒例 野鳥観察 in 池島遊水池
             
   かわせみ楽会 合同開催      
、開催日  ::平成18年1月22日(日)10:00〜12:00              
          ・天気 : 
晴れ(集合時 6℃)   ・行事場所 :池島遊水池周辺
2、担当リーダー :原田、かわせみ楽会
参加    ; 33名 (一般参加 大人:12名、子供:2名、幼児;1名、スタッフ:10名、かわせみ楽会:8名)
行事  ;
     (1)東花園駅で全員集合し 厳冬期の今の季節にすれば風もない穏やかな天気の下を出発する。
        ポケットパークでかわせみ楽会のメンバーと合流し、恩智川沿いに稲刈り後の田んぼの中の
        野鳥を見ながら池島遊水池迄歩く。        
     (2)さらに、遊水池の周囲を、主に葦林の中の鳥を探しながら1周する。東花園駅から約2km
   
(3)池島遊水池では、弥生橋の上から水鳥の観察を行う。
      (4)後半 枚岡NC名物の「ぜんざい」をいただいた後、かわせみ楽会の堀江さんから、鳥のパネル
        写真を見ながらこの周辺の野鳥の説明を受ける、最後に鳥合わせ(本日観察できた鳥の名を発表)
        をし終了する。本日の観察した鳥は24種。
5、行事結果、反省事項等
     (1)かわせみ楽会の方から 今日は鳥が余り来てないよと言われていたが、確かに昨年の観察会で見た
       数ほどは見ることが出来なかった。
       
今年は全般的に 山にも、里にも鳥の数が少ないらしい。
       また、池島遊水池においては、ここ数年 鳥の種類数ははそれほど変化がないが個体数がかなり減っ
       ているとも言われた。
       その原因として、鳥の隠れる場所がゴルフ場のような形で整備(??)され深い草地が無くなっていたり、
       浮島周辺の鳥の楽園であるはずの所に釣り人が禁止を無視し入ったり(今日も何組もいた)、周りの
       道路でラジコンヘリが爆音を響かせていたりと 鳥がゆっくり羽を休める環境で無くなってきているから
       であろう。
       鳥に良い=人間にとっても良い環境作りの取り組みが行政を中心として必要な時であろう。
     (2)かわせみ楽会のメンバーは 毎日のように観察されているので、この地を良く知っておられ案内にも
        そつがない。 我々だけで観察会をすると見過ごしてしまう田の中の小さな影(タシギやケリ)や
        遠くの高い煙突にとまっているハヤブサ等も見過ごさず
案内いただけ有難かった。
      (3)今日見た鳥
       ・ハクセキレイ、タシギ、
ケリ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、スズメ、モズ、ハイタカ、ハシボソカラス、ドバト、アオジ、
        アオサギ、マガモ、コガモ、ヒドリガモ、カルガモ、カイツブリ、ハシビロガモ、オカヨシガモ、バン、カワウ、ダイサキ
   
        コサギ、ゴイサギ  計24種

       (4)東大阪ケーブルTVの放映は1/26(木)虹色ネットワークで(12:00〜数回)放映 される。


H18年2月例会”ヤブの中を探ってみよう” ケモノ道をたどるよ!
 開催日  ::平成18年2月26日(日)   ・朝から雨風が強く 観察会を中止した。
               スタッフ(6名)のみで「
グリーンガーデンひらおか」の一室をお借りし
                枚岡NCの観察会4月〜10月分「東大阪けーぶるTV」撮影ビデオの鑑賞
                及びミーティングを行った

H18年3月例会”春の小川をのぞいて見よう”PART−U

、開催日  ::平成18年3月26日(日)10:00〜14:00              
          ・天気 : 
晴れ     ・行事場所 : 豊浦川(豊浦橋)上流
2、担当リーダー :岩久、飛田
参加    ; 43名 (一般参加 大人:15名、子供:10名、幼児;7名、スタッフ:10名)
行事  ;
     (1)神社鳥居下で集合し、参加者を4班に分ける。出発前に参加者に渡したフイールドビンゴ
       用紙の説明や当日のスケジュール等説明後出する。 
     (2)豊浦川、豊浦橋上流の堰堤上にある川原で11時から観察会を行う。
     (3)観察会締めくくりはCODの測定結果の発表で、12:00に終えて、昼食場所の桜広場へ向かう。
     (4)昼食後、第2部はスタッフや友の会の方からいただいていた「川にまつわる想い出」の一部を読み、
       参加者の方からも面白い話を聞けた。
     (5)観察会は14時終了する、その後スタッフミーティングを行った。
5、行事結果、反省事項等
     (1)参加者は子供や幼児が多く、網や入れ物を抱えてやる気満々の子供たちが走りまわる。
     (2)観察場所までは、事前に渡した「フイールドビンゴ」に子供たちは熱中していた。
       フイールドビンゴは、1時間の移動中に ・赤い実 ・青い実 ・つるつるの葉 ・フワフワの
       もの・キノコ ・・・・その他の9つを探すもので、探したらビンゴ台詞にスタッフが印鑑を押し完成
       さすゲームであり、スタッフと参加者を結びつけ、参加者が植物や自然に興味を持ってもらう
       ための遊びである。
     (3)観察場所で、採集と観察の仕方及び注意点を説明し川に入ってもらったが 昨年に比べ生物の
       種類も少なく、形も小さかった。
       やはりヨコエビが多く、カワゲラ、カゲロウ、ガガンボ等の幼虫、サワガニも見られた。
       中でも驚かされたのは、15〜17cmぐらいの魚(下図写真参照)を捕まえた方がおられ、魚が
       上流から流れてきたものか、誰かが放したものか判断出来なかった。
       (昨年及び今年も、下見や本番の観察会ではこの場所には魚はいなかった)
       川の生物から判断すれば 流れている場所は 比較的きれいな水である、
淀んだところは
       少し汚れていると判断され、この結果は昨年と変わらずであった。
     (4)COD(化学的酸素要求量
)測定を下記3箇所の水を汲み実施した。
       @観察場所の上わ水、 A参加者がかき回した濁り水、 B下流の流水  について実施した
       結果は@、BはCODが2で比較的きれい、AはCODが6で少し汚れている と判定された。
 
     CODとは?
        COD(化学的酸素要求量)は、水のよごれを表す指標のひとつです。
        CODとは、薬品と水の中のよごれの物質を反応させて、よごれの物質の量を計った値です。
        CODの値が大きいほど、水がよごれていることになります。
        CODの値が
5 ぐらいまでが魚がすみやすいといわれています。       
     (5)昼食後の第2部で「川にまつわる想い出」が話しあわれ、参加者からも川や、海で豚の水浴びを
       させた話があり、川にゴミを捨てることなく、昔のように水遊びし、魚がすめる環境にしていきましょう 
       と締めくくられ解散した。
     (6)東大阪ケーブルTVの放映は4/3(月)虹色ネットワークで(12:00〜数回)放映 される。