H20年4月特別観察会「とっとこ歩き観察ー13」>    
                    生駒の山桜と八尾・高安山の春色比較


                      

1、開 催 日 :: 平成20年4月12日(土)9:00〜15:30 ・天気:高曇り、
          ・ 観察コース:
             枚岡神社(9:00集合9:20発)⇒神津嶽ふれあい広場(10:00〜10)⇒
             府民の森事務所(10:30〜40)⇒旗立山(11:00〜10)⇒鐘のなる展望台
             (12:15〜13:00)⇒八尾・水呑地蔵(13:45〜14:15)⇒神立・茶屋の辻
             (15:15解散)・・服部川、瓢箪山両駅へ向け帰る   (全歩行距離約13km)
2、担当リーダー: 平山・飛田
 (石井、杉崎、中谷、藤戸、三木)
3、参 加     :  21名 (一般参加 大人:13名、子供:1名、スタッフ:7名)
4、行事概要
  ・枚岡神社を出発し、梅林から神津嶽へと登り、さらに急な神津嶽コースを経て旗立山に
   着く。ここはゆっくり出来ず、生駒信貴縦走路を通り鐘の鳴る展望台まで来て、ここで昼食。
  ・昼食後、桜のテングス病とソメイヨシノについて説明後 縦走路を南下して十三峠手前で
   櫟原〜水呑への古道を通り、水呑地蔵さんに着くここで中休止。 
  ・水呑地蔵さんから参道を下山して音越え茶屋辻に着く。服部川、瓢箪山へ行くそれぞれ
   の組があるのでここで解散した。
5、行事&観察結果
  ・今日は天気もそれなりによく、サクラ観察会(お花見)としてはまずまずの日和であった。
  ・桜の花は、ウワミズ桜は今年もまだ咲いてなく、ソメイヨシノは一部散っているところや
   満開期を迎えていたところあった。しかし山桜、大島桜の山桜類が未だ早いところが多か
   った。
  ・旗立山山頂にあるオオヤマザクラの大樹に咲く見事な花を期待したが、未だ蕾で4〜5日
   早そうで残念であった。
   昨年は、昼食をとっている時地震があり、山自体がグラグラとゆれ、満開のオオヤマザクラ
   もユッサユッサと揺れたのを思い出した。
   又、ぼくらの広場の東南側にある大きなモクレンも未だ蕾であった。
  ・生駒・信貴縦走路を経由し櫟原〜水呑の古道の入り口を八尾側に下りる、まもなく府管理
   道路に出るがそれを更に下りる、水呑さん直下の車道に出る所は、毎年谷の両斜面に
   ・サンシュユ・レンギョウ・モクレン・シモクレン・ユキヤナギ・ツバキ・サクラ等が咲き揃い、
   その時期には多くの写真好きがカメラを構える絶好のポイントで有るが、今年はその人数
   も少なく、花の峠が過ぎたせいと思われる。
  ・それにしても、どのソメイヨシノもテングス病に侵されているのが見られ、痛ましい。
   テングス病はソメイヨシノ専売ではないが、この樹独特の、同じ遺伝子により増殖されている
   ことや、現在の気候風土の悪化が重なった結果なのであろう。又、この病気で痛んだ枝は速
   やかな除去が必要なのに放置されているため、より感染が広がっているものだと思われる。
  ・初めての参加者も多くおられたが、今回の長丁場の観察会に落伍者や体の不調を訴えられ
   た方もなく無事終われたのは幸いであった。
  ・道中が長いため、いつもの観察会と違いとっとこ歩きで植物好きの参加者にはもの足らぬ所
   もあったが、生駒から高安方面に続くサクラの見事さを見ることが出来たと、喜ばれている声
   も多く聞かれ、この会も成功であった。(自己満足!!!)。
   <参考>テングス病は、天狗巣病菌(子のう菌類、Taphrina科、Taphrina 属) という糸状菌(カビ)
         の一種によって起こり、感染するとホルモンのバランスが崩れて枝先がほうき状に
         なる。花は咲かず、枝は枯れてくる。特に感染はソメイヨシノに多い。
         密集した枝がてんぐの巣のように見えるとして、この名が付いた。
         テングス病は、放っておくと、カビによりどんどん広がるので。見つけ次第患部を切
         り取り焼却する必要がある。
           http://homepage1.nifty.com/albedo-kobayashi/tengusu.htm 他から引用
<平山 記>
 <石井・平山 写真>


H20年4月観察会「春の野草ウオッチング」>    
                生駒は野草の宝庫、香りと味もたのしもう


                      

1、開 催 日 ::平成20年4月20日(日)10:00〜14:00  ・天気:曇り後晴れ、
          ・観察コース:石切駅⇒日下新池⇒旧「孔舎衛坂」駅跡(昼食)⇒石切駅
2、担当リーダー:杉崎・紀古
            
(観察班:飛田、三木、杉崎・天ぷら班:紀古、原田、サポート&写真班:平山、藤戸、石井)
3、参 加     : 47名 (大人35名、子供4名 スタッフ8名 子犬1匹)
4、行事概要  
 ・10時に石切駅に集合、満開の八重桜とウグイスに迎えられてゆっくり出発。
  可愛らしい野の花を確認しながら進む。よく見かける野の花もはじめての参加者には
  新鮮に見えたようです。
 ・途中の民家の前でドクダミを見つけて効用と花の可愛さを説明する。

    ドクダミは漢方名を十薬といい、おなかの調子を整え、解毒作用がある。
   皮膚病、お肌にも良い。
    ドクダミ茶:葉は花の時期に採集しカラカラになるまで乾燥させる
         それをお茶葉代わりに入れて飲むと(冷やすと飲みやすい)便秘、
         高血圧、冷え性など効能は数え切れないほど。

 ・少し下ったところにタラの木が有り、タラの芽は全て摘めばその木は枯れるので、
  山菜として採る場合は必ず1ツ以上の芽は残すのがルールだと説明された。
  タラの木の現物をはじめて見る人も多かったようです。
 ・新池の奥で、ウラシマソウを観察。釣り糸を垂れているような形からのネーミングに
  なるほどと感心。
 ・町ではセイヨウタンポポばかりですが、ここはうれしいことにカンサイタンポポが
  頑張ってくれています。キュウリグサやヒメウズの小さい花は虫眼鏡で見ると感動的。
  ・日下新池にある、東大阪市の天然記念物ヒトモトススキについての説明があり、
  ここが大昔は海岸線だったとのこと。信じられませんね・・。来た道をゆっくり戻る。
  ・11時45分,、旧近鉄奈良線生駒トンネルの前の「孔舎衛坂」駅跡広場に到着。
   ・ここでトンネルの説明をすると、東大阪の方でも廃坑となったトンネルの存在を初め
  て知った人が多かったようです。 
  ・お弁当を広げたころにてんぷらを運んで味見をしていただく。
   ーーー材料のタンポポやヨモギを摘んでくれた元気な男の子、ありがとう。ーーー
 ・口々に初めて食べた感想で盛り上がる。

   <てんぷらの種類>:ヨモギ、タンポポ、ドクダミ、ユキノシタ、クズ、レンゲ
            チンゲンサイ、パセリ
   **ミツバのお浸しやフキノトウ味噌も好評でした。

 ・12時50分 午後の部スタート。トンネルの前にミズヒキソウが群生している。
  葉に対称形の黒い斑が特徴。階段を上った神社の庭ではナルコユリを観察。
  この広場は思った以上の植物を見ることが出来てうれしくなりました。
  ・スタッフ3人でカラスノエンドウ、スズメノエンドウ、カスマグサの実物を持って
  説明。3種類同時にみると違いがよくわかりました。
 ・お天気に恵まれ、参加者の方々も喜んでいただきなによりです。
  ・・・・またお会いしましょう・・・。 
<杉崎 記> <石井・平山 写真>



H20年5月観察会「樹木診断」この樹は元気かな??  
      グリーンガーデンひらおか、枚岡NC共催行事、 指導枚岡ネイチャークラブ

                      

1、開 催 日 ::平成20年5月17日(土)10:00〜14:30  ・天気:晴れ、
          ・観察コース:グリーンガーデンひらおか(GGH)⇒枚岡公園管理事務所周辺⇒
                  GGH(昼食、午後:座学)
2、担当リーダー:飛田・平山 
(傍島、原田、石井、紀古、杉崎、中谷)
3、参 加     : 25名 (大人11名、子供6名 スタッフ8名)
4、行事概要  :
  ・今日の内容「樹木診断」と「その樹の特徴」は、参加者構成を考えてより身近な樹木に対象
   を絞った。それらの木々の診断は、レジメに添付した樹木診断表に基づき実施した。
  ・観察場所も広範囲の場所を歩くのでなくグリーンガーデンひらおか周辺とし、
   午前は現場観察で午後は(GGHの研修室で)樹木見本を見てもらいながらの座学とした。
5、行事&観察結果
  @観察スタートはGGH庭園の、・ケヤキ・ソメイヨシノを取り上げる。ケヤキは本来の箒を逆に
    した爽やかな姿はなく頭を切られた寂しい姿を見せていた。ソメイヨシノでは出発前に説明
    したテングス病にかかった状態を良く見てもらう。
  Aこのソメイヨシノを樹木診断1号に上げる。診断は皆さんにお渡しした診断表によって行い、
    飛田リーダ−が見本をみせる。この樹は比較的元気で元気印をもらえたが、テングス病が
    あり枝の切り落しを早急にやらねば後数年で病気樹と診断されるだろう。    
  C枚岡公園管理事務所周辺では、クスノキを説明する。自分の鼻で匂いを嗅ぐと、年配の
    方は「樟脳の匂い」だと言われ、子供らは「ガムの匂い」だと反応が分かれた。
  D次に別のクスノキを診断2号に上げる、診断は参加者の方にリーダーをお願いする。この
    樹は枯れ枝や、ノキシノブ・コケ付着等で病気になりかけと診断された。
  Eその他、クヌギの診断、ユズリハや、カキの若葉、庭園樹のカイズカイブキを説明し午前の
    行事を終える。
    ここの公園樹は狭い場所に詰め込まれ、足元を削られたり、踏み固められたりして劣悪?
    な環境を強いられており、全体として弱っていると言う判定であった。
  F午後はパソコンで画像を映し、「年輪の話」や今日見てきた樹木の復習と関連項目の説明、
    を追加する。
  Gおまけとして、今月12日中国で起きた四川大地震にからんで「自然と地震前兆現象の話」
    をし、地震発生前には、地中からのエネルギー放出により植物(東京女子大学の教授が
    発表されている「合歓の木」の生体電位の変化や桑の木、ケヤキ等での現象)に影響が
    顕著にでたり、地中生活動物の地上への飛び出し、雲の異常形状の出現等 まだまだわ
    かっていない自然現象をよく観察してくださいと結んで今日の行事は終わった。
  H参加者からは、身の回りの身近な樹木を詳しく教えてもらい有難うと言う言葉をいただいた。
  I東大阪ケーブルTVの取材があり放映は21日(水)、24日(土)、25日(日)の
    虹色ネットワークで(12:00、15:00、19:00、22:00)からそれぞれ放映される。
<平山 記> <石井・平山 写真>


H20年6月観察会「キノコ観察」>    
                 
キノコとは・・・もう一度勉強しよう!

                      

1、開 催 日 ::平成20年6月22日(日)10:00〜16:00  ・天気:小雨時々曇り
          ・観察コース:生駒駅⇒生駒保育園⇒南陽院⇒滝寺⇒滝寺研修会場(昼食・座学)
                   ⇒生駒駅
2、特別講師 :上田俊穂先生
            (元大阪府立高校教諭、関西菌談話会会員、幼菌の会会員)
  担当リーダー:傍島・三木 
(飛田、平山、石井、高山) 
3、参 加     : 13名 (大人:7名、スタッフ:6名)
4、行事概要 
  ・今日は「キノコとは===もう一度勉強しょう!!」と「初歩からのきのこ」をテーマとした。
  ・観察場所は生駒駅山手(徒歩で10分)とし、広範囲の場所を歩くのでなく雨降る中、滝寺への沢筋
   の道をきのこを探しながら、スロウペースで 観察・移動した。
   キノコの採取はこの時期としては意外なほど種類も多くいろいろな形、属,種、が見られた。
  ・午後は座学で、実物を見ながら上田先生の話を聞き、質問の時間をたっぷりとってキノコの成り立
   ち、役目、食(毒の話)等の話で盛り上がりました。
  ・雨であったが、昼食及び座学の場所として、幸い滝寺の研修会場をお借り出来たのでゆっくり楽しい
   観察会・座学が出来た。
5、行事&観察結果
  @観察スタートからキノコがわんさかと出ています、上田先生も採取に専念、流石専門家 目の付け
   所が違いました、冬虫夏草も見つかり又毒キノコもあちらこちらに観られたので、座学の為見本とし
   て採集しました。
  A赤,黄、白、茶、カラフルなきのこを紙袋に入れて 休憩をしながら細部まで観察しました。    
  B雨天の為 当初予定していたコースを少し変更しましたが参加者が少なかった為スムースに移動
   することが出来ました。
  Cきのことは 植物で比べると花の働きに似ている、森の分解者、樹木との関係、生活場所により
   種類も変わる、毒きのことはどんなものなのか その見分け方、どのパーツを見比べるのか 又 
   自信のあるキノコ以外は手を出さない、同定は難しいので素人判断は避けるようになど、上田先生
   より詳しい講義を頂きました。
  Dお話の中でも、
   ・熱帯にしかなかったキノコで、本のみでしか見たことのなかったコガネキヌカサカラタケやオオシロ
    カラカサタケなどが最近公園の草地や堤防などで見かけるようになった・・・温暖化の影響か・・・
   ・キノコの中で食べると幻覚症状があらわれるものがあり、それを採って持っているだけで犯罪にな
    るとか、それらの勉強のためにある観察会では警察科学班の人が参加された・・・
   ・スギ林ではキノコはスギヒラタケ位しかないが、松林には良く出る、マツタケは痩せ地が好きで
    岩手県でそんな環境を作り増やすことに成功したと聞いている。
   ・毒キノコは科学的に判断した結果ですかの問いに、全てがそうでなく中毒して毒だとわかった等の
    話が興味深かった。   
  E今回の参加者は 雨にも関わらず参加されその意欲の大きさから 質問も広範囲に及び資料パン
    フの全般に及びました。
  E午後はこのような 座学で2時間半 みっちりとキノコの楽しさと怖さを 教えていただきました。
  F観察されたキノコ(順不同) 35種
   ・オオホウライタケ、ビョウタケ、クロハナビラタケ、カブラアセタケ、テングタケ、コタマゴテングタケ、
    テングツルタケ、ナガエノチャワンタケ、カンゾウタケ、コウジタケ、アシボソチチタケ、
    、アラゲキクラゲ、ニセクサハツ、ニオイコベニタケ、アシボソノボリリュウ、ベニタケ属の1種、
    オリーブサカズキタケ、チチタケ属の1種、チャワンタケ、ウチワタケ、アキノアシボソチチタケ、
    オオゴムタケ、ニガクリタケ、アシナガタケ、ホソツクシタケ、ヒラフスベ、ホウライタケ属の1種、
    ニッケイダケ、クロツブタケの仲間、ダイダイガサ、モミジウロコタケ、ヒメカタシュウロ、
    ヒナノヒガサ、クチキムシタンポタケ(冬虫夏草)、タマホコリ(変形菌)、
<傍島 記> <石井・平山 写真>



H20年7月観察会「セミの羽化観察」再会。真夏の感動セミの羽化 
  グリーンガーデンひらおか、枚岡NC共催行事、 指導枚岡ネイチャークラブ 

     
                      

1、開 催 日   :  平成20年7月26日(土) 18:00〜20:45 
             天気:真夏日が続く 晴れ・観察場所:枚岡梅林一帯
2、担当リーダー :  中谷,高山 
(傍島、飛田、原田、石井、三木、紀古、平山)
3、参 加      :   58名(大人20名、子供25名、スタッフ9名、インスト関係4名)
4、行事概要   :  枚岡NC恒例行事 「セミ羽化」観察会を、今回はグリーンガーデンひらおかと
             共催実施。
5、行事&観察結果
   ○グリーンガーデン枚岡 研修室
     ・グリーンガーデン枚岡 近藤館長挨拶、 ・枚岡NCの紹介 ・傍島代表挨拶
     ・スタッフの紹介
     ・インスト生による、紙芝居「セミ太郎の一生」を実施。
       紙芝居の中のセミクイズでは正解者がほぼ全員であった、簡単だ!と子供の声あり。
       主人公のセミ太郎のお嫁さんも無事みつかり子供たちの雰囲気も盛り上がってきた。
     ・観察時の注意事項を説明する。
     ・観察場所である枚岡梅林までの移動の説明をし、帰りのバスの人数の確認した。 
  ○グリーンガーデン枚岡〜枚岡梅林へ
     ・参加者全員約20分で観察場所の枚岡梅林まで移動。
      まだ明るい中、徒歩での移動も涼しく、特に梅林の手前で夕焼けが非常にきれい!
      眺望もよく、シャッターチャンスとばかりに写真撮影する人も多かった。
  ○枚岡梅林
    ・枚岡梅林では、まだ明るくセミの羽化には少し早いので、セミの抜け殻、冬虫夏草(セミタケ)、
     セミの産卵痕、等の説明をする。
    ・その後、各自でセミを探しに・・・・幼虫は見つかるが、羽化途中のセミはまだ見つからず。
      その後、あちらこちらでセミの羽化始まったよ、背中割れたよ、イナバウアーしてるよ、の
      声があがる。
   *最後に集合し、観察会のまとめとして、クマゼミ、アブラゼミの発生と温暖化の説明をする。
     ・・・・・ 解散。
6、観察会感想
    ・同じ梅の木であるが(種類は異なる)セミの幼虫がたくさん出る木があるようだ。
    ・セミ羽化観察初めての人が半数以上の中、子供たちからも、大人の方からも“感動した”
     との声が多数出た。
    ・今日は小さなセミの羽化(誕生)を通して参加者全員が感動を共有できたことが素晴らしかった。
    ・解散後、スタッフ反省会をしている途中、キツネが出てきた。枚岡にキツネが!と驚き。
     また帰る途中、羽化途中のセミがムカデに襲われているのを発見。これも又自然界の厳しい
     ルールであるのを実感した。
<中谷 記> <石井・平山 写真>

H20年8月観察会「夏の虫を追いかけよう」>    
                        
虫かごに何匹入るかな

                     

**観察会は中止
     昨夜からの雨がやまづ、今朝もずっと降り続き、集合時間になっても一般参加者なし、
     スタッフの話しあいで行事は中止と決定。 スタッフのみで現地に行き研修会とする。 
     後で一般参加の1家族あり行事中止を説明後、研修会に同行となる。
     (ケーブルTV録画、子ども会・1団体の参加も中止とした)
1、実 施 日   :  平成20年8月30日(土) 9:30〜11:30 
             天気:前日から強い雨が続く、10時半頃から曇り 
2、研修場所   :  池島遊水池
3、担当リーダー :  岡田、(玉西),三木
 (傍島、飛田、原田、石井、杉崎、平山)
4、観察できた(捕れた)昆虫
  ・オンブバッタ、トノサマバッタ、ショウリョウバッタ、クルマパッタ(幼虫)、ヒシバッタ
  ・イナゴ、ツチイナゴ、
  ・クビキリギス、ツユムシ、ササキリ
  ・エンマコオロギ、オカメコオロギ、タンボコオロギ
  ・チョウセンカマキリ
  ・シオカラトンボ、アオモンイトトンボ、ギンヤンマ、ウスバキトンボ
5、雑感
  ・場所として、それなりの昆虫がおり、安全で子供等が充分楽しめる場所だ。
  ・毎年水鳥観察をしているが、昆虫採集以外にも、身近な植物観察にも使える場所である。
<三木 記>
 <石井 写真>

H20年9月特別観察会〔とっとこ歩き観察会−14〕>    
                        
<夏の生駒山に涼を求めて>

                      


1、開 催 日   :  平成20年9月6日(土) 17:00〜20:15 
             天気:雨のち薄曇    ・観察場所:枚岡神社〜額田展望台
2、担当リーダー :  藤戸,平山 
(飛田、藪下、石井、杉崎)
3、参 加      :  13名(大人7名、スタッフ6名)
4、行事概要   : @夕陽の中、枚岡NC神社出発(17:20)、豊浦川に沿って豊浦橋・桜広場へ(17:45)、
              ここから植物観察をしながら急坂を額田展望台まで登る(18:05)
            A展望台で、リーダーの藤戸から・日の入り日の出の話・天文の話・地球の生物環境の話
              を聞く。
            B19;30に額田展望台をおりる、途中登山時見た植物の花の夜の状態を観察しながら 
              下山、神社着は20:15 ここで解散する。
5、観察した植物
  ・ヤブミョウガ、イノコヅチ、ヒヨドリジョウゴ、コヤブタバコ、ヤブタバコ、キツネノマゴ、ガンクビソウ、
   ヌスビトハギ、ヒヨドリバナ、オオアレチノギク,エノコログサ、キンエノコロ、キンミズヒキ
6、行事&観察結果

  ・近頃の天候は何処かで集中豪雨や落雷があり、床上床下浸水やひどいところでは川の決壊、がけ崩
   れが起こっている、今日も昼過ぎに強い雨が降って大阪東部に大雨警報が出ていた事もあり、欠席の
   連絡頂いた方が、数名居られた。 このような状況では落雷予防のため中止せねばならないかと思って
   いたが3時過ぎから陽も出て集合時刻には夕焼けもみられ 大丈夫と判断し実施した。
  ・展望台では薄雲が邪魔をして鮮やかな夕焼けや日の入も見る事が出来なかった。しかし木々の暗い
   シルエットの間からは 西側一面に、光に輝く大阪の夜景を、楽しむことが出来た。
   (しかし、これは無駄な電力の使いすぎだとの声も上がったが・・・・・)
  ・今日は、飛田氏が地球儀を山まで持ってきてくれたので、暗闇の中懐中電灯と地球儀を使って地球と
   太陽や月の関係をより具体的に説明が進み、いつもにない例会となる。

  ・今年も、去年に続き リーダー藤戸のフルート演奏と夜景をバックに持参の弁当を食べれるのは大いに
   興があると参加者には好評であった。

  ・下山時の注意事項として、決して大股で歩かない、自分の足元に神経を集中する、事を徹底した。
  ・安全を確認しながら懐中電灯の光を極力消し、雲間からもれる月明かりと大阪平野からの反射光を頼り
   に省エネ下山する。

<平山 記、写真>

  
H20年9月観察会  「藍染め体験」 
               
<あなたはどのように染めますか?>
 
  グリーンガーデンひらおか、枚岡NC共催行事、 指導枚岡ネイチャークラブ 

     
                      

1、開 催 日   :  平成20年9月21日(日) 10:00〜14:30 
             天気:曇り後雨    ・開催場所:グリーンガーデンひらおか
2、担当リーダー :  紀古 
(石井、、三木、杉崎、平山)
3、参 加      :  21名(大人14名、子供2名、スタッフ5名)
4、行事概要   : @「グリーンガーデンひらおか」(GGH)と共催実施。
            A
GGHでは今まで実施されたことのない藍染め行事であった。
5、行事内容
 @午前中は各自持参されたTシャツをビー玉や麻ひも等で思い思いに絞る作業を行う。
 A午後からは中庭で染め作業にはいる。   水を大量に使うのでスタッフは大忙し。
  全員が仕上がった頃に大粒の雨が降り出し、慌てて部屋に戻る。
  急場しのぎで作った干場には、染めあがったTシャツが並んだ。
 BTシャツの他にも持って来られていた帽子やサマーセーター、スカーフ等色々な
  作品が仕上がり部屋を飾った。
6、行事感想、反省事項
 ・参加人数は少し物足りなかった(学校の運動会と重なり行けないと言う連絡もあり)が
  一度体験したかったという人が多く、参加者は満足げ?に自分の作品を見られていた。
 ・参加者にTシャツを用意していただいたが、主催者で手配して欲しいという声もあった、
  (Tシャツはサイズが有り難しいが・・)。
 ・GGHを利用させていただき、急な雨にも対処できてありがたかった。
<紀古 記> <石井・平山 写真>


H20年10月特別観察会「とっとこ歩き観察ー15」>   
                         生駒の紅葉もいいね!! 

 雨のため中止


H20年11月観察会「薬草観察」>        
                身近な薬草を覚えよう

 雨のため正式行事は中止、スタッフ勉強会として実施

                      



1、開 催 日 ::平成20年11月16日(日)10:00〜13:30  ・天気:雨後曇り
          ・観察コース:枚岡神社鳥居⇒梅林⇒東大阪市立郷土博物館(昼食)
           ⇒館内及び山畑古墳群見学⇒解散
2、担当リーダー:藪下・杉崎
(平山、石井、中谷)
3、参 加     : 11名 (大人6名、 スタッフ5名)
4、行事概要  
 ・今日は朝からあいにくの雨天となり薬草観察は中止となった。
 ・スタッフは9時30分に集合。そのうち一般参加者が6名来られたので勉強会と
   いう事を説明し、下見に行ったコースをたどることにした。
  ・10時過ぎに鳥居下を出発。梅林を抜け、マンションの立ち並ぶ道路を歩く。
   オオバコ、ノビル、カタバミ等の効用と同時に毒のあるキョウチクトウや
   アジサイの葉についても説明をする。
 ・途中エビスグサの実がちょうど採取時期であったのでハブ茶になる種を実際に
   取ってもらう。
 ・このころには雨もあがり、観察にはいい感じとなった。
 ・生駒山沿いの細い道を通り、郷土博物館へむかう。
 ・参加者から子供のころに体験した民間療法の思い出をなど興味深い話を
   聞くこともできた。

 <観察した薬草木> 
 アカネ、イチジク、カキ、クチナシ、シュロ、センダン、ドクダミ、ナンテン、
  ヒガンバナ、ビワ、ヘクソカズラ、ヘチマ、ヤマイモ、ヨウシュヤマゴボウ、
 アオツヅラフジ、アオギリ、アセビ、ギシギシ、キョウチクトウ、クサギ、
 ノイバラ、ヒヨドリジョウゴ、ヤツデ、ヤブガラシ、ヤマハゼ、ムクノキ、等   

 ・12時に郷土博物館に到着。館の好意で昼食の場所を提供していただき大いに助かる。
  持参したハブ茶、ハブ茶とカキの葉のブレンド茶、ドクダミとクマザサのブレン
  ド茶を飲んでいただく。中谷さんのマテ茶も味見。
 ・のんびりした昼食の後、郷土博物館の学芸員の方に館内展示物の案内を受けた
  今日は幸運?にも「関西文化の日」で、このような公立の施設は無料日であった。
  又敷地内の山畑古墳群(東大阪市内では6世紀中ごろから末にかけて作られた
  200基の古墳があるが、山畑古墳群はその内の70基ほどの古墳からなる群集墳)
  の中の一つを案内していただき、その後解散した。

 ●藪下感想 人数が少なかったが良い勉強会になった。
      春の薬草もおもしろいので次回は春にまた同じコースを歩いてみたい。
<藪下 記> <石井・平山 写真>



H20年12月観察会「わらで作るお正月飾り」
               
これで、お正月準備OK
       

    グリーンガーデンひらおか、枚岡NC共催行事、 指導枚岡ネイチャークラブ

  
1、開 催 日 ::平成20年12月21日(日)10:00〜13:30  ・天気:晴
2、担当リーダー:紀古・原田
(傍島、飛田、藤戸、三木、杉崎、中谷)
3、参 加     : 47名 (大人35名、子供4名、スタッフ8名)
4、行事概要  

  ・グリーンガーデン枚岡(略称GGH)では3回目の「わらで作るお正月飾り」、今回は50名を越す
   参加申込があったが、材料の準備・部屋の収容人数のことも有り抽選にて参加者を決定した。
  ・年々リピーターも増え、基本の「藁ない」は例年に比べかなり上手に出来ていた。
  ・午前中のリース型に続き午後からは注連縄作りに挑戦した。
  ・参加者の中には注連縄作りの達人もおり、この方等も交えて本格的な作業に熱心に取り組んだ。
  ・「左ない」「右ない」の違いに戸惑いながらほとんどの参加者が頑張られ、見事な注連縄を作り
   上げた。
  ・ウラジロ、ユズリハ、御幣、ダイダイをつけて完成した。
  ・・・・・・皆さん、手作りのお飾りで良いお正月をお迎えください・・・・・・・・・
<紀古 記> <藤戸 写真>

H21年1月観察会〔冬の野鳥と自然観察〕>        
                 
 <野鳥と水鳥を探しに行こう>

                     


1、開 催 日 :平成21年1月18日(日)10:00〜13:00
          ・天気:曇り後解散直前に小雨。この時期にしてはあまり冷え込まず。
2、担当リーダー:原田・藤戸
(傍島、石井、中谷)
3、参 加     : 23名 (大人16名、子供1名、幼児1名、スタッフ5名)
4、行 事  

  ● コース:東花園駅集合〜恩智川沿い〜池島遊水池〜みどり清朋高校(旧池島高校)前
          〜池島遊水池福万寺側公園にて昼食、解散
  ●行事内容:
  ・昼から天気が崩れる予報だったので 参加者の数が心配だったが20名弱の参加者があり
   一安心。気候もさほど冷え込まず歩くにはちょうど良い感じでスタート。
  ・まず、自己紹介の後、池島遊水池の位置づけについての話しをし、恩智川では双眼鏡の
   使い方を説明した。
  ・恩智川沿いではハクセキレイとカワウが何度も行き来していたので例年よりしっかりと観察
   ができた。
  ・また、ケリも4羽ほどがアパートの屋根に休息していてこちらもしっかりと観察できた。
  ・府道東大阪線付近の田んぼではいつも見られるタシギが今年は1羽も見当たらなかった。
  ・池島遊水池ではコガモがいつもより多く見られ、キンクロハジロやホシハジロ等の海ガモ類が
   全く見られなかった等、カモ類の年度毎による変化が大きいことが分かった。
  ・ハクセキレイ、アオサギ、カワウ、バンでは成鳥と幼鳥の羽色の違いがはっきり確認出来た。
  ・観察終えての昼食時に雨が降り出したため、急遽、見れた鳥の「鳥合わせ」を してから解散する。

  ● 出会えた鳥:マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、コガモ、オカヨシガモ、ハシビロガモ,バン、
            オオバン、カワウ、アオサギ、コサギ、カイツブリ、ケリ、ハクセキレイ、キジバト,
            ムクドリ,ヒヨドリ、ハシブトガラス、モズ、ジョウビタキ、ツグミ,イカル、スズメ,
            オオタカ(遊水池反対側で石井さん確認) 以上24種
  ● 感想:恩智川沿いのコースは距離としては長いが、じっくりと観察しながら歩くにはちょうど
        良いと今日の観察会では感じた。
        遊水池の水鳥は毎年、見られる鳥の種類が全く違う状況になるので予断が許され
        ない。 直前の下見は不可欠である。
        今回は、雨が降って来たため、最後の締めをきちんとしなかったのが心残り。
        単なるバードウォッチングになってしまったのでは・・・・・。
<原田 記> <石井 写真>


H21年2月観察会〔ヤブコギ〕>        
                 
 <ヤブの迷路を出られるかな

                      

1、開 催 日 :平成21年2月15日(日)10:00〜13:00
          ・天気:晴。この時期には珍しく暖かな日。黄砂で見通し悪い
2、担当リーダー:藤戸・原田・三木、
(傍島、飛田、杉崎、石井、中谷)
3、参 加     : 27名 (大人15名、子供3名、幼児1名、スタッフ8名)
4、行 事  
  ● コース:枚岡神社鳥居下〜枚岡梅林〜椋ケ根橋〜ヤブコギ〜額田展望台
  ●行事内容:
  ・上天気で、この時期にしては珍しいほど暖かな日で、多くの方が参加された。
   スタッフも傍島さんが急遽参加、後ほどキノコの説明を行い、面目躍如!
  ・先ずは、梅が見頃なので、当初予定していなかった枚岡梅林で、梅の花と香を満喫。
  ・椋ケ根橋を渡ってすぐの所で、なんと「リス」が姿を見せてくれて、歓声が上がる。また
   ベンチの下に、ツチグリが見られて、傍島さんが説明。
  ・野鳥は、シメ、コゲラ、シジュウカラ、メジロ、シロハラ、ヒヨドリなど多数観察できた。
   洞(うろ)に出入りするメジロの姿なども見ることが出来た。
  ・ヤブコギ入口手前で服装などを整え、ヤブに入る。参加してくれた子供達は、大人より
   ヤブコギ上手で、スイスイと歩く。途中で、何種類かのキノコを採取。
  ・3回ほど下見をしたので、ヤブコギコースは、道に迷うこともなく、全員無事通過。藪を抜け
   て、展望台下の広場から見える大阪方面の景観に、感嘆!
  ・額田山展望台で、採取できたキノコ(キクラゲ、タマキクラゲ、ノウタケ、エノキダケ等)に
   ついて傍島さんから説明。
  ・展望台から見える大阪城、なみはやドーム、長居競技場などを見る。
  ・その後、昼食を取って、13時に解散。休憩時、特定外来種の話題で、環境問題に及ぶ意見
   交換を行う。今後、このような意見交換の場を大事にしよう、と言う事になった。
  ・解散後、特別オプションで、有志10名程度が、付近を散策。タタラ山から国道308号線
   まで、猛烈なヤブコギや、崖下り、沢歩きを行った。最後の仕上げは、上空を舞うノスリ!
    <藤戸 記> <石井 写真>

H21年2月特別観察会「とっとこ歩き観察ー16」>   
                      歴史を感じつつ古道を観察しよう


                      

1、開 催 日 :平成21年2月22日(日)9:00〜16:15
          ・天気:曇り後夕方小雨
2、担当リーダー:三木・飛田、
(杉崎、石井、中谷、三木M
3、参 加     : 31名 (大人23名、子供2名、スタッフ6名)
4、行 事  

  ● コース:平群駅〜長屋王・吉備内親王の御陵〜(重要文化財)藤田邸〜
         白山神社(道詮律師の墓)〜福貴畑〜鐘の鳴る丘展望台(昼食)〜
         十三峠〜水呑地蔵〜神立・茶屋の辻〜玉租神社〜服部川駅
  ●行事内容:
  ・
長屋王・吉備内親王の御陵
    20年前に「そごう」の建設予定地から大量の木簡が出て一躍注目を浴びた天武天皇の
    孫に当るお二人の墓であるが、目の前まで住宅が建ってきてかっての姿を想いめぐらす
    趣がなくなっていた。 
  ・(重要文化財)藤田邸
    十八代当主の奥様が門を開けて待っていてくださり45分ほどにわたり邸内の説明を
    していただいた。 大和棟の美しさ、大庄屋の屋敷構えの素晴らしさ 等先人の知恵に
    参加者の皆さん感心しきり。
    ご丁寧に迎えてお話をしていただいた当主に感謝すると共に恐縮しました。
  ・十三峠〜水呑地蔵〜神立・茶屋の辻
    山腹にアオモジの小さな黄色い花が美しく咲いていて、目の高さでゆっくり観察出来た。
    この辺りが何故 アオモジ、サンシュユ、木蓮、桃、啓翁桜等の花木が多いかについて
    説明した。
    水呑地蔵のすぐ下では土佐ミズキを切っておられる家族があり、生け花として出荷する
    とのこと。 近年花木が、安い輸入物の増加や生花を習う人の減少で生業として栽培
    する人が少なくなり野生化しているとの話であった。
  ・玉租神社
    運よく宮司さんにお会い出来、直接色々なお話をお伺いできた。
    神社の入り口にある1300年物の大楠の木は府天然記念物にもなっているが、回りが
    道路になり舗装されているので木の悲鳴が聞こえてきそうである。
  ● 感想:
  ・今回は江戸時代に刊行された河内名所図会にも描かれている 十三塚、在原業平の伝説
   が残る神立の茶屋辻、玉租神社 等 各所の絵や図を見・読みながら歴史を感じつつ古道を
   歩けたのが好評であった。
  ・下見時は大和三山〜音羽三山〜大峰山系が美しく見渡せたが今回は殆どお伝え出来な
   かったのが残念であった。
  ・道程中ほどでリタイア希望者が出て、鐘の鳴る丘展望台で車で来られていた人にお願いし
   同乗させていただき帰っていただいた。  「市政便り」をみて参加いただいたようで、次回
   から「健脚コース」と明記すべきか・・と話しに出た。
    <三木 記> <石井 写真>


H21年3月観察会〔春の小川をのぞいてみようパートX>  
       
            
 <小川に棲む生き物から春を感じよう

                      

1、開 催 日 :平成21年3月22日(日)9:00〜13:45
          ・天気:曇り時々日が差す・暖かい  行事終了後雨
2、担当リーダー:岡田、石井、岩久、
(飛田、高山、中谷、杉崎、三木、藤戸、西川)
3、参 加     : 23名 (大人7人、子供2人、幼児4人、スタッフ10名)
4、行 事 
  ● 観察場所:豊浦川・豊浦橋(赤い橋)上流
  ● 行事内容:
  ・10:15 挨拶、スタッフの自己紹介でスタート。
         保全協会のこと、枚岡NCの事、観察会の内容、観察会時の服装の注意など説明。
  ・移動   途中観察、アケボノスミレ、アセビの花が特に目に付いた。
         トイレ休憩後、椋が根橋より豊浦川右岸を移動し 現地到着、観察準備する。
  ・11:10 観察開始〜12:10 同定、川虫の話をする。
  ・採集したもの; ヨコえび、サワガニ(小さい)、カゲロウの仲間(成虫も飛んでいた)、ミズムシ、トビケラ、
             カワトンボ類のヤゴ(ニシカワトンボ)、、ヒル、ミミズ、幼魚
  ・12:15 水質検査。 CODテスト(化学的酸素要求量調査)の結果は調査開始5年目であるがこの間
        余り変わらず流水地は3以下(少し汚れた水か比較的きれいの中間)、ちなみに 公園内の溝で
        汲んできた水はボウフラが住み、水質検査の数値も川の水に比べると明らかに悪かった。
        水の汚れ具合によってそこに住む生物の種類が違う一つの実例になった。
  ・〜12:30 桜広場に移動、昼食にする。
  ・13:30 桜広場では トカゲの頭が「モズのはやにえ」になっているのを皆で観察したり、
        配った「自然観察ガイド」の観察表に、今日の観察結果を記入してもらう。
        子供を中心に水生生物について質問⇒手を上げてもらう、ヨコえび、カワゲラなど覚えてくれた。 
        外来生物についても話す。
  ・次月観察予告し 13:45終了
  ● 感想等:
  ・雨天中止のつもりで枚岡に向かっている間に2件の問い合わせが石井さんにあり、生駒山麓では
   曇りとの情報で決行に決める。
   今日の講師岡田さんからも高槻は8時の時点でどしゃ降りで、一応不参加との連絡であったが急遽
   駆けつけてもらった。(岩久)
  ・子供が参加していると、にぎやかで楽しい。ただこのような場所では怪我のないようにと気を使った。
   様々な鳥の鳴き声、穏やかな日差しの中での水生動物の観察会が子供達の春の季節の思い出の
   ひとつとなれば幸いである。(石井)
    <岩下 記> <藤戸・石井 写真>