H25年4月 薬草・野草観察会 
春の野草を調べ、薬草にも使えるか調べよう 
        グリーンガーデンひらおか、枚岡NC共催行事、 指導枚岡ネイチャークラブ

                      

1、開催日  : 平成25年4月21日(日) 10:00〜13:00 天気:晴れ、寒し
2、リーダー : 薮下、平山
原田、西野、大田)
3、参加   : 23名(大人12名、小人4名、スタッフ5名、GGHスタッフ2名)
4、行事   :  春の野草、薬草を調べ、テンプラで食る、
               
グリーンガーデンひらおか(GGH)、枚岡ネイチャークラブ共催行事
5、観察場所 : GGH⇔枚岡公園
6、行事内容

 ○10時にGGH研修室に集合し、館長の挨拶の後 スタッフの自己紹介及び本日のスケジュールの
  説明をした。
  ・野草の観察のため
GGHを10時20分に出発する。
   ・目に付いた植物の説明をしながら遊歩道を進む、途中参加者にカタバミの葉と茎で10円玉を
   磨いてもらう、子供さんは楽しそう(シユウサン塩を含んでおり漂白効果がある)
  ・山の方へ登っていく途中、クレソンがあり少しずつ咬んで味わってもらう、「ほんまもんや」の声
   がでる。
  ・クズと葛根湯、アオキと陀羅尼輔の説明や、タンポポコーヒーの話しもする。
  ・大阪平野が一望に出来る所で小休止する。黄砂や春霞もかかっていなかったので見晴らしが素晴
   らしい。此処からGGHへ下りて行く、
  ・シュロの枝葉を使ってハエタタキを作った事なども話す。65歳以上の方はよくわかっておられ
   たがそれより若い方は初めて聞いたといわれていた。
  ・
GGHへ11時40分頃帰る。
   *本日説明した薬用植物や食用植物
    
サクラ、アケビ、ヤブガラシ、イヌビワ、カラスノエンドウ、カタバミ、ヒメオドリコソウ、
    キランソウ、オオバコ、クレソン、タネツケバナ、ノアザミ、ミズヒキ、ドクダミ、オオバコ、
    クズ、クチナシ、ニワトコ、タンポポ、ハナイカダ、アオキ、ウラシマソウ、
    ジロボウエンゴサク、ナワシログミ、シュロ、キイチゴ、ツワブキ

  GGHの裏庭で、原田さんとGGHの2名のボランティア方がテンプラの用意をして頂いており、
  次は何々ですと食材の野草を順番に名前を呼んでから揚げていただき皆で食べる。
  最初のユキノシタが1番人気、ドクダミも臭さが気にならず、コシアブラはさすが美味しかった。
  ワサビの葉は水気が多くありテンプラにしにくかった。
   *今日テンプラにした野草
    ドクダミユキノシタクコヨモギクズの蔓ヤブガラシミツバワサビの葉
     コシアブラ

   沖縄の月桃(げっとう)茶・友末さん提供の16茶の試飲をする。
  この後、研修室に戻り昼食を食べながらアンケートに記入してもらい次月の案内をしたり、皆さん
  から簡単に今回の感想を話してもらった。
 ○ PM1時頃解散する。
7、今日の感想、反省事項
 ○アンケート集計結果
  ・行事内容は   とっても良い:9件  良い:2件  普通:1件  ・・・おまけも入っているだろうが非常に好評・・・・
  ・良かった点は  ・野草を観察した後、テンプラで食べれて今まで以上に身近に感じた
             ・説明のコースが良かった。
             ・スイセンは毒だということを知った、クレソンが手近で食べれたこと、
             ・身近な野草がテンプラに出来、野草に親しみを持てた。
             ・説明が丁寧であり、詳しく教えてもらえた。        ・・・時間配分、コース設定も合格か・・・
  ・スタッフ反省点
   今回参加スタッフが4名と少なかったので、観察会、テンプラ準備と行事を進めるのに十分なスタッフ配置が
   出来なかった。そんな中、GGH山野館長の計らいでGGHスタッフの2名の方の応援をいただきありがたかった。
   また、その方たちお二人のおかげで、こちらが非常に動きやすくなり大変助かった。
  今回は参加者が16名と少なかったのでスタッフの不足はあったが皆さんの協力を得てどうにか対応
  出来た、今後の反省点である。 

    <文:薮下> <写真:平山> 





H25年5月 水生生物観察会 豊浦川の水生生物を調べよう 
        グリーンガーデンひらおか、枚岡NC共催行事、 指導枚岡ネイチャークラブ

1、開催日  : 平成25年5月19日(日) 10:00〜12:30 天気:晴れ後小雨
2、リーダー : 太田、岡田
(原田、西川、平山、西野)
3、参加   : 20名(大人6名、小人5名、幼児3名、スタッフ6名)
4、行事   : 豊浦川で恒例の水生生物観察会
         グリーンガーデンひらおか(GGH)、枚岡ネイチャークラブ共催行事
5、観察場所 : 枚岡公園
・豊浦川・椋ケ根橋下
6、本日のスケジュール:
  ・10:00  〜 :行事開始 館長挨拶、スタッフ自己紹介
  ・10:15  〜 :豊浦川・椋ヶ根橋付近へ移動 
  ・10:30  〜 :水生生物採集、随時同定
  ・12:10〜12:30 :アンケート記入、次回の行事案内、終了挨拶

   本日は午後から雨という天気予報、12時頃から雲行きが怪しくなり、最終の川のゴミ掃除もやれず
   ここでまとめの会を終えて一応終了とする。   片付けをしている時から小雨が降り出した。

7、今日の感想、反省事項
 ・<観察した生物>
   カワムツ(魚類)、サワガニ、ヨコエビ、オニヤンマのヤゴ、カゲロウ(ヒラタカゲロウ、チラカゲロウなど)、
   トビケラ、ガガンボ、ミズムシ、ガムシ、イトミミズ、シマアメンボなど。
 ・<水質判定>
   サワガニ、カゲロウ、トビケラなど「きれいな水」に生息する生き物が採れていたので、水質は「きれいな水」とした。
アンケート結果
 @今回のイベントの内容は?  とても良い3名 良い2名 普通1名  
 AGGHの催しへの参加は?  5回目、10回以上など
 B・自然にふれることが出来、いい体験が出来た 
  ・子どもが多い中、安全面に充分気を使って頂いている。 
  ・男の子を連れての参加でした。川に入る、動くものをさがす、のびのびと体験させてもらえました。 
  ・毎年少しずつ水中生物を覚えられてあきがこない。 
  ・いろいろな水虫(水中の虫のこと)の名前を教えてもらえる。(子ども)
まとめ
 ・以前からの要項を引き継いでいるが、今回の水生生物観察会は 「春の小川をのぞいて見よう・パートT」から
  10
回目となります。
 ・今回は天候がやや不良で、早くに終了となったが、採集のようすはいつものように、子どもも大人も一生懸命な姿が
  見られました。
 ・特筆すべきは、10年連続で観察会をしているが初めて魚が見つけられたことです。
  それも何人もの人が何匹も採取していました。 
  講師の岡田さんも驚きで、豊浦川の環境が変わってきたのか、上流の魚が流れてきたのか??。
 ・川は、泥の部分が少なくなって、砂の部分が多くなってきているとのことでしたが、今後の観察会の推移を見なけれ
  ばならないでしょう。
 ・原田さんのiPadの拡大画像の威力は抜群で、みんな興味津津(しんしん)で見ていました。  

    <文:太田> <写真:原田、平山>





H25年6月 池と水草観察会 生駒山麓の池は如何に? 
        グリーンガーデンひらおか、枚岡NC共催行事、 指導枚岡ネイチャークラブ
                                                      

1、開催日  : 平成25年6月23日(日) 9001530 天気:曇り後小雨
2、リーダー  : 飛田、平山
(石田、中谷、西野)
3、参 加   : 16名(大人8名、小人3名、スタッフ5名)
4、行 事   : 生駒から山越えで枚岡へ、池と水草の観察を行う
           グリーンガーデンひらおか(GGH)、枚岡ネイチャークラブ共催行事
5、観察場所 : 生駒駅⇒池を巡る⇒灯篭ゲート⇒
額田アジサイ園地GGH
6、行事内容:
  ・ 9:10 :集合地 生駒駅を出発
  ・ 9:30 :生駒キャンプ場につき今日のコース概要を説明
          ・今年大量発生している毛虫(主にマイマイガの幼虫)や椿につくチャドクガの注意をする
          ・簡単な柔軟体操をして 池巡りの山道に入る                          〜9:40
  ・10:15 :最初の切池に到着、三角州で観察 ヨシ、ヒシ等を観察
          ・この池の成り立ち、池そのものに山砂の流入がある現状を見る
          ・池の水生地植物を説明                                       〜10:30
  ・11:00 :ツー池を通過し一面ジュンサイが生えている池に到着、ここで飛田さん池に入り
         実物を確保する今年はジュンサイが多い                              〜11:15
  ・11:20 :馬池を通過、ヒルムシロを上から見る
  ・11:30 :小雨が降ってきたので木の下で昼食にする。 峠越えの池は水草なし            〜11:50
  ・12:10 :灯篭ゲート通過し、生駒縦走道を歩く 昔植えられていたマツの説明をする
  ・14;00 :額田アジサイ園地に入る、満開にはもう少し早い。アジサイの説明をする           〜14:10
  ・15;15 :GGH到着、館長の挨拶の後                                
          ・水槽にジュンサイを入れ観察し、水生植物の仲間について説明する。
           浮葉植物のジュンサイ、ヒシ、スイレン、     浮遊植物のウキクサ、ホテイアオイ、
           その他沈水植物、抽水植物について説明
          ・アンケート記入、次回の観察会予定を発表し解散する                     〜15:30
 *今日説明した植物、樹木、キノコ等
  ・水辺 :カサスゲ、テキリスゲ、ヨシ、アキノウナギツカミ、ヤナギ、
  ・水中 :ジュンサイ、ヒルムシロ、
  ・道中 :・タケとササの違い、タケのテングス病、アジサイの種類と色の出方、サルスベリと呼ばれる木は?
       ・マツ(葉による)種類 (アカマツ・クロマツ、ダイオウマツ、テーダーマツ、ゴヨウマツ・チョウセンゴヨウ)
       ・食用、薬用として (タラの芽・ドクダミ・オオバコ、ヨモギ、リョウブの若葉、ヤマモモ、ニワトコ、キイチゴ、
                    クサイチゴ、フユイチゴ、イヌビワ、ニセアカシア、キクラゲ)
       ・その他       (オカトラノオ、ホタルブクロ、ケヤキ、クマノミズキ、ヤマボウシ、テイカカズラ、コウヤボウキ、
                    ムラサキシキブ、ヒトクチタケ)
7、今日の感想、反省事項
  ・今日のコースは約13km 午前中は登りであるが比較的ゆるく池の説明しながらなので楽であった、が、少し雨が
   降り出してしてから 摂津河川ハイキングコースの下りとなり足元が滑りやすく 余計に時間がかかった。
  ・今日の反対コース(枚岡側から生駒越え)をとっていたら時間がこれ以上にかかったと感じた。
  ・アンケートでは全員の回答を得た
    @今日のイベント   ・とても良かった・良かった ⇒ 8人    ・普通 ⇒ 3人   
       普通と書かれた人の感想の記述がなく、距離的に少し長かったので疲れたのか????
    Aとても良かった・良かった 人の意見は
      ・ジュンサイが見られた ・食べれる植物やいろいろな植物を教えられた  ・知らない道を歩けた 等
  ・小学生3人を含め参加者の皆さん怪我もなく全員良く歩かれ 今日の観察会も成功裏に終える事が出来た。
  ・下見時(6月1日)毛虫が非常に多く対策を考えていたが殆ど見られなかった。又当日はエゴノキの白い花が見事で
   あったが 今日は同じ白い花でも ヤマボウシ、クマノミズキの白に代わっていた。
<特別投稿>
  ・家族で参加いただいた Sさんから 当日採集したジュンサイ・キクラゲを使ってお吸い物にされた様子を 写真に
   撮り送っていただいたので ご本人の許可を得て文章と共に掲載させていただきます。
【写真はクリックで拡大します】

    <文:平山> <写真:石田>




H25年7月 セミ羽化観察会 今年も緑のセミを見よう 
        グリーンガーデンひらおか、枚岡NC共催行事、 指導枚岡ネイチャークラブ
                                                      
、開催日  : 平成25年7月27日(土) 18:00〜21:00 天気:晴れ
2、リーダー : 岩久、中谷
(平山、藪下、西川、西野、岡田)
3、参加   : 参加者47名 (大人19名、子供14名、幼児7名、スタッフ7名)
4、行事   : セミ羽化観察会  グリーンガーデンひらおかと共催実施
5、観察場所: 枚岡梅林一帯
6、行事&観察結果
   ○グリーンガーデンひらおか(GGH) 2階研修室 (pm6時00分〜)
     ・GGH 館長挨拶 
     ・スタッフの紹介と 人数が多いため、参加者を3班に分けて移動するための担当スタッフの紹介。
     及び本日のスケジュールの説明
     ・紙芝居「セミ羽化」を実施。
      「セミのすけ」の一生を紙芝居で説明
      途中、クイズでセミの幼虫が食べるものはなにか?などを行った。ほとんどの子供がよく知っている! 
     
  ○GGH〜枚岡梅林(pm6時半すぎから)へ移動
     ・セミ羽化の観察場所 枚岡梅林まで移動。

      途中、ヒグラシ等(カナカナ〜)の声も聞こえてきた。
  ○枚岡梅林
    ・「セミ羽化観察ノート」を渡し 説明する。
     羽化する過程の時間を書いたり、色をぬったりできるもので、「これを夏休みの宿題にする」と子供達は意気込んで、
     セミの幼虫を探しに出発。
    ・子供の目線のコンクリート桟に背中が割れているセミを発見。羽化するアブラゼミをすごく分かりやすく観察できた。
    ・また、ちょうどセミのおしりが殻から抜けた後、カメラのひもがあたって、ひもにセミがひっついてしまったことがあったが、
     その後セミは自力で元の場所に戻り羽を広げた。意外と強い、よかったとの声。 
   *アンケートを記入してもらい、各自でセミ羽化観察を楽しむ際の注意等や、次回催しの案内をして解散とする。(pm9時)
6、観察会感想
  <参加者 感想>

    ・セミの出てくる(脱皮)瞬間を見れたのがよかった。(子供さん)
    ・目の前でセミ羽化が見れよかった。
    ・事前に説明を聞いていたので、イメージしながら観察できた。
    ・セミ羽化の初めから 羽が抜け出るまで見れよかった。     ・
  <スタッフ 感想・反省>
    ・子供等は卵を産み付けている木の枝が珍しそうで人気、卵を産んだ痕を熱心に見ていた。
    ・今年は出てくる数が少なく、木の枝で羽化する数よりコンクリート製の道路桟について羽化したほうが目だった。
     このため 子供の目線で見やすい位置でじっくり観察が出来すごくよかった。
    ・羽化までの時間が長いので、子供たちからおなかが空いた・早く帰ろうとの声もあり大人が困っていたのも見受けられた。
     (軽食持参もPRすべきか・・)
    ・最後に、昆虫に詳しい岡田リーダーから メールで送っていただいた面白い説明をここに記します。
      、「蝶や蛾の幼虫のような特定の木を好む(食べる)程ではないが セミにも種類によって好きな木があります。
       だから、梅林だと当然、梅の木ばかりなので、梅の木を好む(梅の木が嫌いでない)セミの羽化が多く見られることになる
       と思います。
       実際、今回も桜の木に行ってみると、クマゼミもいました。ちなみに経験上、桜の木は多くのセミに好まれていると思います。 
       ニイニイゼミも多いです。
       勿論、幼虫時代に付いていた木に登って、羽化するとは限らないでしょうから、特に木の多い所や、登り易い人工物のある
       所ではどの根っこから来たか、判断がつきません が。ともかくも、木が多様な方が、出てくるセミも多様になりやすいという
       ことです。

    <文:中谷>  <写真:平山>




H25年8月 虫取りと観察会 池島遊水地で昆虫を捕らまえよう    

1、開催日  : 平成25年8月25日(日)  ・・・・・・・・・ 大雨洪水警報が発令され中止とした




H25年9月 チリメンモンスター探し 海に住む稚魚をチリメンジャコから知ろう
        グリーンガーデンひらおか、枚岡NC共催行事、 指導枚岡ネイチャークラブ
                                                      
1、開催日  : 平成25年9月22日(日) 10:00〜12:00 天気:快晴
2、リーダー : 西田百代(講師)、原田、石田、(岩久、西川、平山、三木)
3、参加   : 参加者29名 (大人9名、子供13名、スタッフ7名)
4、行事   : チリメンジャコの中から小魚を見つけ出す    グリーンガーデンひらおかと共催実施
5、観察場所: グリーンガーデンひらおか研修室
6、行事&観察結果

● 行事内容:
 10:10〜 館長挨拶
        講師、枚岡NCスタッフ紹介と挨拶
 10:20〜 大阪湾でのちりめんじゃこの漁についてのビデオ紹介
 10:30〜 チリモンの見分け方、探し方紹介
        参加者5〜6名ごとに分かれてチリモン探しスタート。
        まず、各自チリモンを分類、同じ種類ごとにまとめる。
        その後スタッフと一緒に同定に移る。
        ルーペ、単眼鏡、実体顕微鏡、iPadなどを駆使し図鑑と見比べながらの同定作業。
        子供も大人もかなり真剣に、かつ楽しそうに集中していた。     
 11:30〜 各自のお気に入りを4種類選んで「チリモンカード」に貼り付け、名前を記入。あとで持ち帰る。
 11:50〜 チリモン探しを通して、海の多様性、食物連鎖の話。
        更にその豊かな海を守るために皆がすべきことへの気づきのきっかけを紹介して、
        イベントを終了。
   <出現種> :31種
   カタクチイワシ、エソ、サバ、タチウオ、ヒイラギウオ、スズメダイ、アジ、テンジクダイ、カマス、アイゴ、タイ、ベラ、
   ハゼ、カサゴ、ダルマガレイ、カワハギ、フグ、タツノオトシゴ、ヨウジウオ、タコ、イカ、カニの幼生ゾエア、
   カニの幼生メガロパ、モエビ、ソコシラエビ、シャコ、ウミノミ、ウオノエ、ハタ、アカタチ、クチキレウキガイ      
観察会感想
  @★アンケート結果★
    ・今回のイベントの内容は? (大人・中学生 9名分集計)  とても良い:8名、良い:1名  
                       (子供 13名分集計)      とても良い:9名、良い:3名、普通:1名
  A参加者感想 
   (大人)
    ・子供と一緒に楽しめた。 ・子供以上に楽しめた。 ・子供が喜んでいた。
    ・じっくり探すことが出来た。 ・いろいろ教えてもらえた。
    ・チリメンの中の種類の豊富さに驚いた。  ・いろいろな発見があり面白かった。
   (子供)
    ・いろんな種類が見られて良かった、
    ・タツノオトシゴが見つかりよかった。
  Aスタッフ感想
   ・西田講師の豊富な経験に基づいた機材や資料の準備、全体の進行、説明の内容などとても良くまとめられて
    おり、参考になるところが多かった。
   ・最後のまとめの時に、我々の日常生活と海の関連性についてもきちんと説明をしたので、単に地元の自然だけ
    でなく自然を広く捉える視点の大切さも伝えられたと思う。
   ・時間配分も良く、参加者にあきさせない進行ができた。

    <文:原田>  <写真:石田>




H25年10月 草木観察
 木の実、草の実               


1、開催日  : 平成25年10月13日(日) 9:00〜15:00解散   天気:快晴
2、リーダー : 飛田、平山(近藤、西野、藪下)
3、参加   : 参加者9名 (大人3名、子供1名、スタッフ5名)
4、行事   : 生駒山の 秋の草木及び実を観察する
           **恒例の「とっとこ歩き」観察会に相当(第32回)**
5、観察場所: 瓢箪山からのぼり鳴川峠から十三峠(八尾市)まで生駒の中腹を歩く
6、行事&観察結果
● コース内容:
 ・9;05  瓢箪山駅   瓢箪山神社駐車場にてコース説明、柔軟体操をして出発
 ・10:35 鳴川谷風車小屋跡着  
        市街地を抜けやっと一息 水の補給等する                              〜10:45
 ・11:00 鳴川谷を登り鳴川峠下・防火道出会に到着 
        この登り道にはアキチョウジの群落があり 美しい紫の花を咲かせていて楽しめた。
 ・13:40 防火道を水呑地蔵さんまで歩く、到着後ここで遅い昼食をし、その後採集した果実を
        あらかじめ配られた表に基好づき分類した                               〜14:20
       防火道をここまで歩いてみたが、色々な草木に出会え皆の足が進まなく十三峠から高安山、
       信貴山口までの予定コースを、水呑地蔵さんからの下山コースに縮めることにした。
 ・14:40 玉祖(たまおや)神社着。  今日のマトメをし解散する。                       〜15:00
7、観察会感想
 ・生駒山(西側)の中腹を走るこの防火道コースに、ヒヨドリバナの群落がありそこには 先週の下見時
  アサギマダラが20数匹群舞(?)していたのには感動した。
  又このコースはその他の草木も多くあり、全体に高低さなくゆっくり見て歩くには適した所だと感じた。 
 ・アケビが近くの木にぶら下がっているのを見て、参加者全員少しでも取ろうとわいわいがやがやであった。
  その後とったアケビの実を少しづつ口にし、甘いねと味わっていた(勿論種は吐き出した)。
 ・今日の行事にたいし、市政便りにも載らなく広報が出来なかったが、リピーターの方が3名来てくださり、
  スタッフのみの会にならなくて良かった。  参加いただいた 皆さんありがとうございました。
 
    <文、写真:平山>              
 



H25年11月 どんぐり祭り どんぐりと紅葉を調べ、どんぐりを試食してみよう。
        グリーンガーデンひらおか、枚岡NC共催行事、 指導枚岡ネイチャークラブ
                                                      
1、開催日  : 平成25年11月17日(日) 10:00〜13:45解散  天気:晴
2、リーダー : 大池、岩久(石田、西川、原田、平山、太田、飛田
3、参加   : 参加者14名 (大人3名、子供2名、幼児1名、スタッフ8名)
4、行事   : どんぐりと紅葉を調べ、どんぐりを試食して見る。

5、観察場所: GGH⇔枚岡公園⇔桜広場
6、行事&観察結果
 ・GGHから枚岡公園内を観察や、どんぐり工作の材料を探しながら桜広場まで往復した。
 ・どんぐり工作として、額飾りの模様の台紙にアート工作した。また、今年は平山さん指導により「らせんゴマ」
  を作成した。
<行事進行表>
時 間 内          容
 9:30〜10:00 スタッフ間で ・スケジュールの確認(黒板に書く)、準備物確認
10:00〜10:15 行事スタート ・GGH佐藤館長挨拶・スタッフ紹介・スケジュール説明
10:15〜10:25 どんぐりクイズで子供さんの元気をもらう
10:30〜11:50 GGHから出て桜広場・豊浦橋までを往復 アラカシ、シラカシ、クヌギ等説明。
11:50〜11:55 スダジイ、マテバシイ をコンロで炒って 皆で試食する。
11:55〜12:20 <昼食>
12:20〜12:40 「どんぐりらせんこまごま」を作る 
 (どんぐりやじろべえを作って、針金で作ったらせんの中に入れ回転落下させて遊ぶ)
12:40〜13:30 「どんぐり工作」 (どんぐりや落ち葉を使って額絵にする)
13:30〜13:45 まとめ ・来月以降の行事紹介 ・アンケート記入 ・解散

7、観察会感想
・全体的に明るく、例年通りの展開で、試食も工作も好評だった。
・GGH佐藤館長も初めてどんぐりを食べて、まてばしいが美味しいと言われていた。
・参加者が例年より少なく、キャンセルあり、要因は最近急に寒くなったことではないか、または開催時期が遅く、
 どんぐり遊びはすでに終えているご家族が多かったのではないか という意見もあった。一人のお子さんは最近おじい
 ちゃんと来てどんぐりをたくさん拾ったと言っていた。
・今年は紅葉が遅れていて、豊浦橋のもみじは青かった。昨年は24日でもっと遅かったせいかとてもいい紅葉をしていた。
 来年は少し遅くするか、あるいは早めることで、参加者は増えるのでは。。。。。
・観察会を知ったのは、市政だよりが2組、協会パンフを図書館で見たというのが1組だった。
<反省点>
・子供さんの一人が目をこすって痛そうで、帰りには治っていたが、目薬もなく、(救急箱はいつも用意していたが)今回は
 用意しておらづ 忘れないようにする必要があると思った。こすったのは猫をさわっていたときらしい。
・また、いつも忘れるのが、どんぐりアートをする時に手を拭く布やチリ紙をたくさん用意しておくべきだった。

    <文:大池>  <写真:石田>
 



H25年12月 正月飾りり おしゃれな正月飾りで新年を迎えよう
        グリーンガーデンひらおか、枚岡NC共催行事、 指導枚岡ネイチャークラブ

1、開催日  : 平成25年12月15日(日) 9:00〜13:50解散   天気:曇り
2、リーダー : 原田、岩久、平山 
(石田、西川、中谷、三木)
3、参加   : 参加者42名 (大人26名、子供7名、幼児1、スタッフ7名+高岡氏)
4、行事   : わらを使って、お正月飾りを作る
5、行事場所: GGH(グリーンガーデン枚岡)研修室
6、行事&行事結果
  ・恒例の館長挨拶、スタッフ紹介、スケジュール説明を終え 本日の作業に入る
 <前準備>
  @先ず わら一束を参加者に配り わらの根元を「押し切り」で切断して後の整理をしやすくする。
  A出来上がりをきれいにするため わらの穂先を持ち それを手で漉き、出来るだけ枯れた葉やゴミを取り除く。
 <なわ綯い>
  Bこれからなわ綯いに取り掛かる。 この段階から リース状の正月飾りと従来の注連縄つくりのグループに分かれる。
  C今回はリース状の飾りがメインだったので そこにデコレーション用の紅白の紐、松笠、松の葉っぱ、稲穂、
    それらをくくり付ける針金 を各自に渡す。
  D手元のわらの半分くらいを使い。その縄を(左手を前に出しながら)編んでゆく。
 <御幣を作る>
  E白板に書かれた図を説明し、それを見ながら皆さんと一緒に作ってゆく。
 <デコレーション>
  FCで渡した飾りをつけて出来上がり。
 <成果の発表>
  G参加者全員が作品をもって 写真撮影する。
7、行事感想
  ・この行事は人気があり参加希望者を募集すると、またたく間に予定人数25名を越え、急遽35名まで受付けた。
  ・参加者アンケートを見ても、非常に良かった、良かったがほとんであった。
  ・二人でなわ綯いをやっておられる参加者もあり、雰囲気も良かった。
<反省点>
  ・工程の流れが、なわ綯いから リース状で編むのと(予定していなかった)注連縄希望の2グループに分かれた。結果、
   注連縄グループには飾りもの(うらじろ、ユズリハ等)がなかった。 初期予定通りの一本化した進行が必要であった。
  
    <文:平山>  <写真:石田>




H26年1月 冬鳥観察 池島遊水地の冬鳥を見よう
                                                              
1、開催日  : 平成26年1月19日(日) 10:00〜12:30 天気:晴時々曇、寒し
2、リーダー : 藤戸、原田 
(平山 西野、西川)
3、参加   : 参加者16名 (大人 8名、子供 2名、幼児 1名、スタッフ 5名)
4、行事   : 池島遊水池周辺の野鳥を観察する
5、実施場所: 池島遊水池周辺(東花園駅から池島遊水池)
6、行事&結果
 観察コース
  東花園駅から恩智川沿いに、池島遊水池まで歩き、現地解散
 内容
  ・恩智川沿いの野鳥・水鳥を、双眼鏡、フィールドスコープで観察し、適宜、説明を行った。
  ・川では、カワセミのオスの幼鳥が、かなり長時間姿を見せてくれたり、チョウゲンボウが居たり
したが、
   見られる野鳥の個体数は、年々減少しているように思われる。
  ・遊水池に居た水鳥は今回6種類(コガモ、マガモ、オカヨシガモ、オナガガモ、オオバン、カルガモ)と
   昨年より多かったが、コガモの数は20羽近くで、昨年の1/3程度であった。
  ・特記事項として、この辺りでは希少種のケリ、カワセミ、チョウゲンボウを見る事が出来た。また、カワセミが
   魚を捕食する所も見る事が出来た。

 結果 
  <観察された野鳥
   コガモ、マガモ、オカヨシガモ、オナガガモ、カルガモ、オオバン、アオサギ、ダイサギ、コサギ
カワウ、
   ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワセミ、チョウゲンウ、ケリ、モズ、アオジ、シジュウカラ、ツグミ、モズ、
   ヒヨドリ、ムクドリ、メジロ、ハシブトガラス、スズメ、キジバト、    計26種類
7、考察・その他
  ・数年前から、魚を主食とするカイツブリやホシハジロ、キンクロハジロの類が見られないので、

 この遊水池の魚が殆ど居なくなった事が予想される。
  ・水草を主食とするカモ類は、今年は昨年より種類は増えたが、個体数は減少しているように思う。
8、感想
  ・今日は寒波の襲来で、かなり風が冷たく、遊水池の土手の上では風が直接当たるので、

かなり冷え込んだ。

     ・この辺りでは希少種のケリ・カワセミ・チョウゲンボウを見る事が出来たのは、ラッキーであった。
  ・特にカワセミをじっくり観察する事が出来て、参加者の皆さんも喜んでおられた。
   
・先週の下見では見られたタシギでが、その畑が掘り起こされていて、今回観察出来なかったのは
残念であった。

<文:藤戸>  <写真:平山>





H26年2月 樹木観察 冬の樹木観察と観梅
                                                              
 
1、開催日  : 平成26年2月23日(日) 10:00〜12:00 天気:快、暖かし
2、リーダー : 西野 
(石田、西川、平山)
3、参加   : 参加者12名 (大人 8名、スタッフ 4名)
4、行事   : 梅の観察と 冬の樹木を観察する
5、実施場所: 枚岡梅林⇒枚岡展望台⇒赤い橋(豊浦橋)椋ケ根橋
6、行事&結果
・まず、枚岡梅林で梅の3系(野梅系・緋梅系・豊後系)のかんたんな説明をし、「野梅系」や「豊後系」の梅を見つけて
 観察した。
・展望台への道沿いにハランがあったので、ハランは常緑の多年草だと説明して木と草のちがいのとっかかりとしました。
 今回は「幹が太るかどうか」と「地上部が枯れずに残るかどうか」という観点で見ていきましょうと提案した。
 その上で、シュロや笹があったので、これは木と草の中間の性質をもつものと説明した。
 このとき、竹と笹の区別の仕方も説明し、そして、ハランの花については、地上すれすれに咲くこと から昔はカタツムリ
 やナメクジにより花粉が媒介されて授粉されるとの仮説もあったが、1995年に日本の加藤誠氏がヨコエビ類のニホンオカ
 トビムシがこの種の花粉を媒介することを示したという話をした。
 実際にハランの花が咲いている時期に観察会を持てれば…と思った。

・樹木の穴や溝腐れについては、どのようにして溝ができるのかや樹木自身の修復の仕方について説明した。
 横すじや縦すじも、実際の樹木の姿を見ながら、それまでに至る経過を想像することにしました。
 このほか、螺旋木理(木理:樹木の樹軸や木材の軸方向に対する細胞の並び方)が目立ったような樹木や「連理の枝」
 も あったので 、風などによる揺れや枝どうしの成長過程での関係も考えてみました。
  
(注釈)「連理の枝」:並んで生えている2本の木(同じ木の場合、違った木の場合両方有り)が枝の部分でひとつに
       繋がっている状態。
       中唐の詩人・白居易の「長恨歌」に出てくる(玄宗皇帝と楊貴妃の愛を歌う伝説の樹木)
 これらの樹形の特徴を「樹木が語りかけることば」として扱ったわけです。  

・また、落書きされている木があったので、これが数年たつとどうなると思いますか?という問いかけを参加者にしました。
 落書きの字が @上に移動するのか、A下に行くのか、B幹に呑み込まれるのかなどの選択肢を用意し、考えてもらった。 
 もちろん、字の高さは変わらないということ。そして、みんなで、たぶん、B幹が太ることで呑み込まれてしまうだろうという
 想像をしました。

・斜面にあった切り株を観察して「傾き対する針葉樹と広葉樹の対処のちがい」を説明し、そして、ひっぱって支えるような
 形が読みとれることから、これは広葉樹の切り株だと推定しました。

・クヌギとアベマキのちがいをコルク質の層の厚さのちがいから説明し、手で触って確かめました。そして、クヌギに
 カブトムシなどがよく集まる理由として樹液中に抗菌物資をたくさん用意する必要がなく、樹液が甘いためと説明した上で、
 ホクトウガの幼虫が内樹皮をかじって傷つけ、樹木の防御反応による樹液漏出防止を妨げ、それを舐めに集まってくる
 小さな昆虫を食べるという説を紹介しました。

・今後の課題として、低木の2型ついて、付加型のツツジは見つかりましたが、時間切れでアジサイなどの株立ち型の
 低木が見せる所まで行けず、比較的短時間で花が咲いた幹ごと(地上部が)枯れるいう「木と草の中間型の話」が出来
 ずに終わってしまいました。
 また、樹皮が黄色がかった木を見つけましたが、その種名がその場ではわかりませんでした。
 (後日、「エゴノキの幼木ではないか」と教えていただきました。)

 次回はコースの再考も含め、内容の再検討したいと考えています。

    <文:西野>  <写真:石田>



H26年3月 ザ・枚岡 地域をよく知ろう
(最終回
                                                           
1、開催日  : 平成26年3月16日(日) 10:00〜12:15 天気:快、暖かし
2、リーダー : 飛田、中谷 
(石田、西川、西野、平山)
3、参加   : 参加者9名 (大人 3名、スタッフ 6名)
4、行事   : 今回は梅林と梅林の裏道をゆっくり歩いて色々な野草を徹底的に見つける観察会とした
5、実施場所: 枚岡梅林周辺
6、行事&結果

 @観察の中で非常に目に付いた草
  ・枚岡神社境内にオドリコソウとヤマアイが群生していた。オドリコソウは生駒山系では特にこの地に多い。
   ヤマアイは豊浦川でも見られるが、黄色いおしべが目立つ可愛い花です。
  ・廃屋の玄関前にカンアオイ(花はなし)とヤブランがいじけて生えていた。
  ・トキワツユクサ(外来)=ノハタカラクサ 裏の生駒断層の付近の石垣と下の溝に大群生している。
   石垣に垂れ下がり、冬でも常緑で元気だ。ツユクサの枯れるのとは大違いです。
  ・すぐ近くの空き地に、カタバミ(黄花)とハナカタバミ(外来) ツクシとスギナ(まだ小さい)ハコベ(白花)
   ウシハコベと(白花)をルーペでのぞいた。オオイヌノフグリ(青花・外来)が群生していた。
  ・今回の担当リーダー二人が下見を前日に行った時、ミチタネツケバナ〈白花・外来)とカタバミの花は
   見なかったが、今日は咲いており、反対にオオイヌが満開だったのに、今朝はしょぼくれていた。 
   春の草は一日一日で異なり、目が離せないと思った。
  ・団地横の花壇ではオキバナカタバミ〈黄花・外来)が美しい。カタバミ(カタバミ、ハナカタバミ加え)
   三種で十円玉を磨いたが、カタバミ(在来種)が一番光った。
  ・梅林に再度戻ったが、本年の草刈が徹底的にされている為、分かりにくくヨモギ スイバ等の根を抜いて
、  白紙に広げて観察した。
  ・ノビルが思った以上にあった。オオバコは刈られていじけていたが、ロゼットが多数有った。

 A上記以外で見つけた草(植物)
  ・アメリカフウロ ・オモト ・ヘビイチゴ ・クサイチゴ ・カラスノエンドウ ・ギシギシ ・スイセン(花植栽) 
  ・ジャノヒゲ ・セイダカアワダチソウ ・カンサイタンポポ ・セイヨウタンポポ ・ツワブキ ・テイカカヅラ ・ナズナ(白花)
  ・ノキシノブ ・ハルノノゲシ ・オニノノゲシ ・ホトケノザ(赤花) ・ヒメツルソバ(外来) ・ハルジョン ・ヒメウズ ・ヒガンバナ
  ・フラサバソウ(白花) ・ミツバ ・ヘクソカズラ(枯れて実) ・オランダミミナグサ(白花・外来) ・ヤエムグラ ・ヤブジラミ 
  ・ヤブソテツ ・ヤブタビラコ 

  ・観察した約600Mの間に約48種があった。草刈を季節を考えてしてくれていたならばもっと見つかったことでしょう。

 B生駒断層の話と、 スーパーにしか売っていない春の七草に対して新七草を各自が作ってはどうかと提案をし
   解散した。

    <文:飛田>  <写真:石田>